「チャレンジ」を許可することについて
Grounding Lifeの長谷川です。
本当に久しぶりの日差しを感じる午後でした。ようやく夏が来た感じですね。
さて、今日は「チャレンジ」を許可することについて、少し考えてみました。
5年生の娘が「お友達と子供だけでバスに乗り、プールに行く」と言い出しました。夏休みに入る前からスケジュールを調整し、約束を取り付けていたようです。
子供同士で話し合いをし、計画を立てるということは素晴らしいなぁと思いました。
一方、やはり「子供だけで40分くらいの道のりを乗り継いでいけるのかな?」と。こちらは心配です。
心配の裏には、
「まだこの子には難しい」
「何かあったらどうするの」
「この子達だけで判断できるの」
という声がありました。
そして何よりも
「親として、それってありなの?」
というどこからかの声。
これ、私の声じゃないんですよね。
私を「親として評価する(と思い込んでいる)世間の声」なんです。
コーチングでも、何か自分にとって新しいチャレンジや本質的なトライをする時に、自分を止めてくるエネルギーがある、とよくお伝えします。私が学んできたコーアクティブ・コーチングではそれを「サボタージュ」と呼んでいます。
サボタージュは「自分を止める力」です。
これがあるから、危ないことから身を守れるとも言えるし、本質的な変化にたどり着けないとも言える。なかなか手強い力なんです。
で、今回の場合。
私はサボタージュに抗いながら、自分の中にある、ある想いに気がつきました。
それは、
「子供の力を信じてみたい。あなたにはエネルギーと力がある、と背中を押してあげたい。」
というもの。娘のエネルギーを100%信頼してあげたい。ただただそれだけ。
だから、娘にプールに行っておいで、と伝えました。
===
帰ってきた娘にどんな時間だったか、と聴くと
「えー、まぁ普通に着いて、思いきり泳いで、好きなものを好きなように食べて楽しかった」
とのこと。
当の本人にとっては、なんてことはないチャレンジ。今回は、私の方がチャレンジさせてもらった感じです。
母としても、コーチとしても、日々学びがあります。そんな気づきをくれる存在に感謝です。
あなたを止めるものがあるとすれば、
それは何ですか。
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