【一日一問】10月を振り返る。私を動かし続けるものは何か?
みなさん、こんにちは。
Grounding Lifeの由香です。
12月に入り、コーチングセッションの『完了』をされるクライアント様が数名いらっしゃいました。
始まれば、必ず終わるもの。コーチングもまたそうです。
コーチングでは特にそれを『完了』と表現し、一つの区切りとして大切に扱っています。
コーチングを『どんな気持ち』で終えるのか。それは『どんな自分で終えるのか』と同じ意味があると思っています。これまで向き合った日々を慈しみ、向き合っては動いた自分をねぎらう。そうすることで『今、ここに生きていることへの感謝』が自然に生まれ、次への新たな扉が目の前に立ち上がっていくのです。
完了セッションを終えたクライアント様に
『ゆかさんの問いカードを欲しいのですが』
と仰っていただきました。
実は私、2年ほど前から『問いカード』というものをつくり、持ち歩いています。コーチングはもちろん、研修やプロジェクト、果ては飲み会でさえ、ふと意識が向けば『問いカード』を出して、お互いの深い部分を語り合ってきたのです。
私にとって『問い』は
『話されたがっている真実を引き出す、鍵』
のようなものです。
表面的ではない、表層的ではない『本来、話されたがっているもの』が誰しもある。引き出し方、なんてテクニックでどうにかするものでもなく、ただただ様々な角度でお聴きしていくうちに、ふとたどり着く時があるのです。
これはとても個人的な考えですが、コーチングは『思考整理』のためにあるのではなく、その先にある『自分の真実』に向き合うためにあるのだと考えています。
思考整理の側面もありますが、それはコーチングのほんの一部なのです。人は本来、限りなく豊かで奥深く、可能性に満ちています。
考え得ることだけ、では語りつくせないほどの可能性です。
私は、その可能性に繋がるためであれば、光の部分も闇の部分も同じように、照らし続けたい。そう思うのです。
10月の問い
10月は秋の気配を感じていた月でした。これまでは『夏の時間』に生きていた私。40歳を過ぎて少しずつ『秋』を意識している自分を感じました。
熟成・ターン・色づく・枯れる・ぽとりぽとり・守る・導く
キーワードとしてはそんなものが浮かびます。
コーチングを完了された方に、コーチングカードをお送りするのはなんだかとても自分の願いと繋がるな、とヒントを頂いたような気持ちでした。
ギフトはいつも、とっても近いところにありますね。感謝の気持ちでいっぱいです。
今日の問い
今日は、問いカードへの意識を持ちながら、ふと目に入ったこちらの問いです。
問い:私を動かし続けるものは何か?
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