【自己紹介】グラハンって知ってますか？｜はじめてのnote

はじめまして。
人から勧められて軽い気持ちで書き始めたnote、初心者も初心者なので温かく見守っていただければ嬉しいです。

初回なので軽い自己紹介とグラハンについて少しだけ話してみたいと思います。

まずは自己紹介から。
「ひよっこグラハン」と申します。長いので呼んでいただくときは「ひよっこ」で大丈夫です。
グラハン歴は一旦非公表にしておきます。なんとなく恥ずかしいので。
あと、少しですが資格取得の指導をする立場もしています。教官資格は今年から取ったのでまだまだ未熟です。

このぐらいでしょうか。
自己紹介とは言え色々話しすぎると身バレが怖いのでそこそこにしておきます。

この先も表記をぼかすことがあると思いますが、その理由は
1.身バレしそうだから
2.社外に言えない情報だから
3.単に恥ずかしいから
大抵このどれかです。1と2に関しては何かあると会社から怒られてしまうので、大げさなぐらいに隠させてもらいます。

これを読んでくださっているあなたはどんな方なのでしょうか。
空に関わる仕事をされている方、航空業界に興味がある方、通りすがりの方…。

改めて、僕はグランドハンドリング、通称グラハンという仕事をしています。と言っても世間的に知名度の低い職業なので、いつも「飛行機に手を振ってるあの人です」とざっくり伝えます。
飛行機に乗り慣れた方も、そうでない方も、「飛行機に手を振ってる人」と聞いたら少しは「そんな人いたなぁ」と思って頂けるかと思います。

その「手を振ってる人」は手を振る以外に何をしているのでしょうか。
あなたが預けた荷物、グラハンが飛行機に積んでいます。
機内でもらう飲み物、グラハンが積んでいます。
飛行機に進む長い橋、グラハンが装着しています。
駐機場に入る飛行機、グラハンが誘導しています。

意外と色々やっています。見えないだけでなんでもやります。
よく「整備士さん？」って聞かれますが違います。整備士さんは厳しい試験に合格して国家資格をお持ちの方々です。グラハンそのものには資格はなく、その代わりに数え切れないほどの社内資格を取得します。一部、業務によっては国家資格を必要としますが、それはまた別の機会にお話しできればと思います。

重い荷物を積んだり、天候に振り回されたり、大変な仕事ですがたくさん楽しいこともあります。
遅れて到着した便の折り返しを定刻で出発させられた。機内から手を振り返してもらった。特殊車両を飛行機にピッタリ寄せられた。などなど。
嬉しいですねぇ。同業者の方は共感して頂けるのではないでしょうか。
何より、大きな飛行機を相手に仕事をしているという実感がこの仕事をする原動力だと僕は思っています。

泥臭い、でも最高に楽しいグラハンという職業と、グラハンだからこそ見える航空業界のお話を皆様にこれからご紹介できればと考えています。

初回なのでこれぐらいで一旦締めておきます。次回は「グラハンの業務紹介」的なことを書いてみます。
ネタはぼちぼち考えてあるので、文字に起こせるまで気長にお待ち下さい。

ではまた。

※acogaleさん、ヘッダー画像お借りいたします。