ジカンは借り物
仕事をしていると自身のみが行う業務とは別に
打ち合わせなどで他者と時間を使います。
業種によっても異なるかと思うのですがデザイン制作業務を行なっている
自分にとってはできるだけ制作時間を確保したいと日々考えます。
そんな中、打ち合わせや会議などで時間が確保できずに
残業になってしまったりと時間がうまく使えていないなと思い、
ふと自身の業務時間の使い方について考えました。
普段から合理的に事を進めることを重要視しているので
制作時間を圧縮することが難しく、
他に圧縮できる時間としては考えられるのは
他者と関わる打ち合わせや会議などの時間でした。
自分が所属していた会社での打ち合わせや会議の時間は
話し合いや考える時間のケースが多いので、
この時間の生産性を上げれば自身の制作時間を確保できると考えました。
そんな思いを抱えた頃にあるビジネス系のTVで出演していた
某企業の会社トップの方が「会議は決済する場」という様なことを
言い当時の自分にしっくりくる言葉でした。
事前に打ち合わせ内容を把握し、対応策などを準備しておくことで
打ち合わせの場では判断を伺う場にすれば生産性が確実に上がるはず。
と言ってもダラダラと話すことで仕事をした気なっている方もいて
「会議 = 話し合い」と一部の方が習慣化している環境だったので
これは事前準備等の前に意識やスタンスの変更が必要。
って思っても当時下っ端の自分が言う安易な言葉では
響かないだろうなぁと伝え方を模索している中で時間の在り方を再考し、
当然だけど自分にも大切な時間だけど各々に大切な時間だ。
他者と時間共有していると同時に「時間を使っていただいている」と思考から、
他者の「時間を借りている」という発想になりました。
この発想を会議や打ち合わせ時間の効率化を図る時の共有事項としておけば、
常に周りへの配慮が容易になり、プロジェクトの進行なども
従来よりブラッシュアップされた内容の濃い時間を過ごすことができる。
のちにこれは仕事だけではなくプライベートでも
自分に時間を貸してくれてありがたいと思えることで
借りた時間内はできるだけ嫌な思いをさせない時間を
過ごせるように心がけができる様になりました。
限りある時間だからこそ
各々ができるだけキモチのいい時間を
過ごしてもらいたいと考えます。
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