2022/03/23(水)

去年の後半くらいから、気持ちが少しずつ物語に寄り始めて、今年2月にマサリクの本を読んだ辺りから、「ああ、これでいいんだ」「こういうことをやりたかったのかもしれない」と、自分の感じ方やスタンスを少しずつ信じてもいいように思えてきた。同時に、これまで「とにかく何でも知りたい、何でも読みたい」と思っていたのが、いい意味で焦点が絞られ、向かっていく方向が漠然とでも見えてきたような気がした。

世界とは何なのか。自分とは何なのか。
「自分」のままで、世界と向き合っていく、関わっていくには。
世界によって、自分が変えられないためには。

周囲の声がひたすらに大きくなっても、自分のことばに耳を傾けて生きていくには。
自分のことばを紡ぎ続けるためには。
そしてそれを信じ続けるためには。

縺れた糸をゆっくり解くように、物事を手探りでも辿り直してみること。
そして、自分と対話し続けること。

そういうやり方でやっていくのが自分には合っているのかなと、ちょっとずつ思い始めたところ。


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