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僕はジャズを弾きたい。

いくつかある趣味の中でも1番長く続いているのがギターだ。高校生になってすぐの頃、1つ後ろの席の友人から誘われて始めたエレキギター。かれこれ30年以上も弾いていることになる。

当時はその頃のギターキッズよろしく、ハードロックやヘヴィメタルに熱中していた。MTVから流れるロックスターに憧れて、ギンギンに歪ませたギターでとにかく速く、そして大きな音で弾くことだけに青春のほとんどを捧げていた。

そんな少年時代の影で、音楽に興味を持ち始めた僕に祖父が送ってくれたクラシックCDに紛れてウエス・モンゴメリーのアルバムが1枚あった。交響曲や協奏曲などはピンとくるものがなかったのだが、ギタリストのCDだし、ジャケットがおしゃれだったので騒音にまみれた音楽の合間によく聞くようになった。思えば僕が確かにジャズと認識して聞いた最初の音楽だったと思う。

Wes Montgomery / California Dreaming

そんなギターキッズももっと上手に、もっと豊かに表現したいという欲求に駆られてジャズギターを弾けるようになりたいという願望をもつようになる。(ここは話せば長いのだけど)ところが、これが何度挑戦しても上手く弾けるようにならないのだ。

数え切れない挫折を経て、今また挑戦したいと思っている2024年。果たして今回の調整はどのような結果になるのだろうか。ふらっと立ち寄ったセッションバーで、上手くはなくても楽しく弾ける。そんな風に成長できたらよいのだけど。



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