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改修防災屋の記録

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独立前から現在までの記録
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2020年7月の記事一覧

改修防災屋の記録9

改修防災屋の記録9

今回は無職から仕事にありつく話です。

晴れて無職になった僕は無気力状態で何もせず数日が経過しました。

給料が遅れ、分割になり遂に未払いとなったのですが当然支払うべきものはやって来ます。

後輩へのアルバイト代やコインパーキングなどの経費、生活費等現金が無かった為クレジットカードのキャッシングやローンで賄っていました。

無職なりたて時の支払いが19万円。とても当時払える金額ではありません。

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改修防災屋の記録8

改修防災屋の記録8

今回はそして誰もいなくなった話です。

給料日が20日から月末になり、滞納地獄が始まりました。

基本的にこちらから言わないと給料は振り込まれません。

まず社長に会えないので立て替えている経費も貰えません。

ついには給料が満額払われることもなくなりました。

とりあえず10万、とりあえず5万、「月曜日には振り込むから」振り込まれない。

辛かったのは僕が呼んだバイトの給料を振り込んだと言って嘘

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改修防災屋の記録7

改修防災屋の記録7

今回は転職先の会社がおかしくなっていく話です。

またまた職場に愛人登場です。

前の職場も愛人が入社し、それがキッカケで会社を辞めて起業することになった先輩K。

それについて行った僕。嫌な予感しかありませんでした。

同時期(確か)に大型店舗の消防設備点検シリーズが始まりました。四次請けくらいのやつです。

その頃の僕は大型点検の経験が全くなく、スプリンクラーすらまともに見たことがありませんで

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改修防災屋の記録6

改修防災屋の記録6

今回は初めて務めた消防設備の会社を退職し、
先輩Kの独立起業についていった話です。

独立したての事は完全に忘れました。
とりあえずオンボロのハイエース1台、事務所は相模原にある設備屋ビルの一部を間借りした状態でのスタートです。

仕事は前のお客さんをある程度引っ張ってきた見たいで、毎日点検や
軽微な自火報工事を行っていました。

転職して1年間、年齢にして22歳までは多少帰りは遅いものの、平和に

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改修防災屋の記録5

今回は初めて入社した会社を退職する話です。

21歳になって、帰りが遅く休みの無い毎日。
新しい人が入社しました。

なんとその人は元々協力業者の女性の方で、社長の不倫相手と噂されていた人でした。
元々無茶苦茶な職場でしたが愛人が入ったことによりヤバさが加速しました。

社長の遅刻(愛人もセット)が激増し、時に現場をすっぽかしていました。
二人の行先は常に不明で、社長が受け持っていた案件も全て僕と

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改修防災屋の記録4

今回はアルバイトから社員に変わり、起こった変化について書きます。

社長に社員になりたいと伝え、確か20歳になりたての11月1日から社員として働くことが決まりました。

アルバイトの時は〇〇君と呼ばれていたのが、社員になった途端呼び捨てになったのを覚えています。

その日から日付が変わるまで事務所から帰れない日が続きました。
休みもおそらく月に1日あるかないか、完全にブラックモードに突入しました。

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改修防災屋の記録3

今回はアルバイトから社員になった時の話です。

すっかり消防設備点検が楽しくなった僕は半年くらいアルバイトを続けていました。
社員になるよう何度も誘われましたが、何となく縛られるのが嫌だった僕はタラタラとアルバイトを続けていました。

20歳を迎える数カ月前、当時実家暮らしだった僕は父親から20歳になるまでに家を出ろと言われ、一人暮らしを始める事に。

いい加減遊んでられないなと思い、一人暮らしの

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改修防災屋の記録2

今回は現在生業としている消防設備業に入るキッカケを書きます。

突然ですが僕は高校中退です。

19歳の頃、定職もつかずフラフラしていました。

その時中学の同級生から「消火器を拭くバイトしない?」と誘われました。

特に断る理由もなかったので二つ返事でOKし、

消防設備点検メインで社員3名の小さな会社にアルバイトとして入りました。

初めての現場は役所関係で、消火器、自火報、防火設備、消火栓を

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改修防災屋の記録1

改修防災屋の記録1

今後このnoteでは僕が独立してから現在に至るまでの事を記録しようと思います。

キッカケはTwitterでのフォロワーさんとのやり取りです。

独立して直ぐは道具も揃っておらず、色んな不便があったり知識不足の為に沢山の苦労があったなぁと昔の記憶が色々と蘇りました。

現在はSNSで今までの知識や道具の情報などを発信しています。

元々は従業員である弟に仕事を覚えてもらう為の

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