自分自身と向き合う事
自分自身と向き合う事は自分の中にあるネガティブを見つめる事。
似たようなパターンや状況で何度も沸き起こる感情や思考は
そこに見るべきものがありますよ、というサインなのだ。
出来事や相手が原因ではなく、
特定の出来事、状況、相手という配役があって初めて
自分の中の闇(ネガティブな感情)が沸き起こることが「可能」になる。
ネガティブな感情が起こらなければ、心の奥底に眠っていたネガティブなものを認識出来ないから。
‥という事は思考で知っているつもりでも実際の場面で役にはたたない事が多かった。
ネガティブな感情に一瞬にして乗っ取られ思いもしない事を口走ったり、行動したり、相手を誤解して仲違いしたり。
それでも未消化だからその事について考えている時に不意に
相手・状況・環境の条件が組み合わさり(ある意味奇跡的に)、私にそのネガティブ感情を「起こさせ」、私自身が認識し、「観て」(意識の光を当てて)「消えてゆく」と不意に分かる。
怒りも悲しみも理不尽さも孤独も
自分でそれを観ることが出来たならば、その感情の役目は終わり消えてゆく。
しっかり観ればそのパターン、状況、感情は起こらなくなる。
どんなに不平等、理不尽な状況でも、必ず自分に関係しているものがあるから、それが自分に起こると私は信じてる。
そうして私達は本来の姿(よろこび、愛、ひかりなど)に近づいてゆく。
沸き起こる感情を無かった事にすることは、自分自身を無視するのと同じ事。
どんなにネガティブな感情や考えでもそれを「観る」。
対象物として「観る」ことができれば、その感情と同一化しない意識で居られるから。
観れない時は紙に書き殴ったり、大声を出したりしてから(エネルギー放出)独り静かなところで自分と向き合う。
何一つ欠点の無い聖人になる事がゴールではなく、私は、自分に起きるどんなささいな想いも見逃さないと前に決めたから。
「消えてゆく事は悪い事ではない」何万回も自分に言い聞かせている。
1ミリずつでも私の本来性に近づいているという事。
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