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ブックサンタが今年もやってくる

noteトップページの「今日のあなたへ」を見ていたら素敵な記事を見つけて、ああ今年もブックサンタの季節か、と思い。

私が子どもの頃、クリスマスが近くなるといつも決まって、テレビではケンタッキーフライドチキンのCMが流れてきました。

クリスマスが今年もやってくる
悲しかった出来事を消し去るように

竹内まりや「すてきなホリデイ」

このCMソングがとっても好きでした。
なぜか聴くと気分が高揚してきて、今年はサンタさんにアレをもらうんだと息巻いていたのをよく覚えています。

クリスマスがあけると小学校では、友だちと「何をもらった」だとか「サンタさんを見た」だとかで盛り上がって。

「いい子にしててもサンタさんが来ない家がある」なんて、当時は考えもしませんでした。


「ブックサンタ」は、日本に200万人いると推計される「サンタさんが来ない家」の子どもたちに、本をプレゼントしようという社会貢献プロジェクトです。

ブックサンタ公式ホームページより
https://booksanta.charity-santa.com/

ブックサンタの良いところは、「自分で本を選べる」ところにあります。
書店で良さそうな本に出会ったら、「ブックサンタで」と店員さんに告げて、お金を支払う。
これで自分の選んだ本が、どこかの誰かの元に届きます。

それは自分の大好きな小説でも良いし、むかし好きだった絵本でも良い。
ただお金だけを寄付するよりも、自分の想いを込めることができます
引用元記事のスイさんも、素敵な「選書ルール」を決めていました。

また、同時に書店の応援になるのも見逃せないポイントです。
昨今は4分の1もの市町村で、「書店が一つも無い」という状況だそうです。
応援したい書店でブックサンタが利用できるか確認してみましょう。

実はわたしも昨年から当プロジェクトに参加しています。
参加すると素敵なステッカーと、サンクスレターをもらうことができます。
サンクスレターには、支援者だけがアクセスできるURLが付いており、昨年は実際に届けた様子や、子どもたちの生の声を読むことができました。

ステッカーは愛用のMacBookAirに貼っています。

昨年12月、たまたま書店に立ち寄ったときにブックサンタのポスターを見掛けてプロジェクトに一目惚れし、すぐに支援しました。
ちなみにその日は当時3歳の息子へのクリスマスプレゼントを探しに来ており、『はたらくくるまたちのクリスマス』を2冊買って片方をブックサンタ用にしました。
息子と同じぐらいの年齢の子どもに届けば良いなあと。

ただ後々調べてみると、毎年足りなくなるのは「小学生以上の子どもたちへの本」であるようです。
確かにこのプロジェクトを見た多くの人は「絵本をプレゼントしよう」と思いがちで、そうすると未就学児童向けの本ばかりが集まってきてしまうのですね。
昨年はそこだけが気掛かりで、次は小学生に届く本を選ぼうと思っていました。

さて今年は何を贈ろうか。
考えるのも楽しいので、ゆっくり決めようと思います。

皆さんも良ければぜひ参加してみてくださいね。



【2023.12.07追記】
寄付を終えて、記事を更新しました。

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