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空庭温泉に行ってきて感じたこと
「空庭温泉」と聞くと、関西の人間は「ああ、あそこね。」とピンとくるだろうが、関西以外の人だと「それどこ?」となるかもしれないので、
もう何年も前に出来た施設なので、まあ今更感もあるのだが、たまたま所用で近くに行くことがあったので、それじゃあと。
新今宮(新世界の近く)にある「スパワールド」には結構行っているのだが、こちらは初めて。
この空庭温泉も弁天町の駅からすぐというので立地もいい。駅から近いというのは風呂上がりの一杯が楽しめるワケで、郊外型のスーパー銭湯に行くとクルマ必須なのでこれが出来ない。
そんなに呑むワケでもないけど、たまーに温泉入った時くらいビールをグイッとやりたいのが人情ってなもので。
ただ、ここの難点は泊まりができない事かな。スパワールドは泊まりができるので、呑んで終電を逃した後なんかにはよくお世話になった。(今は0時以降チェックインできないはずなので要確認。1回知らずに行ったら、入口が閉まっていて、結局ミナミのサウナに行き直した。)
まあ、そんなことはどうでもいいことで、初めて空庭温泉にきて、色々感じたことをちょっと雑記帳的に書いてみたい。
やっぱりインバウンド
当たり前だが、ここでもその威力?を見せつけられた感がある。アジア系のみならず欧米系の人達も湯船に浸かって良さげにしている。
わざわざ入りに来ているのかなあ、とも感じたが、お隣のArt Hotelという所で空庭温泉入浴プランなるものがあるみたいなので、それを利用してきているんでしょうなあ、と。
そして、なんといっても「USJ」で楽しんだあと、ホテルに泊まって風呂は空庭温泉で、という流れが鉄板なのかな。若い子たちも多かったし、もちろんインバウンドばかりではないけど、目立ったのはインバウンドの人達だった。
レストランでは
割と来た時間が遅い(と言っても5時くらいだったかな)こともあって、風呂に入ったり岩盤浴を楽しんだりしていると、もう21時で、レストランのラストオーダーの時間が迫っている。
さっきの話じゃないけど、せっかくNoマイカーで来たのだから、一杯呑みながら食事したいということで慌てて下の階のレストランへ。
食券を買うタイプで、メニューを見ていると、「ご注文は商品の番号をお伝えください。」との旨が書いてある。つまり、〇〇定食なら1番の印がふられているので、〇〇定食が欲しいなら「1番」と伝えてほしいということだ。
まあ、聞き間違いとか防ぐためなのかなあ、とか思ったが食券を買う順番になってわかった。
そう、みんな外国人だ。多分、東南アジアの人達だ。
そのレストランで働いている人達(その21時位は)は僕が見た感じではみんなそうだ。
とはいえ、日本語が話せないわけでもないのだが、細かいメニューの名前や、説明とかなると、正直今の日本人のスタッフでも怪しい所もあるだろうから、メニューを番号でふって、その番号で注文するのは働いている人達にもストレスは少ないだろう。
でも、僕の前のインバウンドのグループは結構スタッフの人にあれこれ聞いていたみたいだった。言葉は通じているようだったから同じ国か近い国である程度わかっていたのかもしれないが。
人手不足の小売店の近い未来
料理もポケベルみたいなものを渡されて、出来上がったらそれが鳴って取りに行くという、まあ一般的なセルフサービスだ。
それでも、「これでラストオーダーになります。」とちゃんと笑顔で一つ一つのテーブルに声をかけて回っているのだから、もう慣れたのかもしれないが立派なものだ。
僕はまだ外国人を会社で雇った経験が無いので、こういう風景が先の感想のように見えるのだが、もう別に取り立てて言うほどの事ではないのだろう。
呼ばれて取りにいった料理とビールを呑みながら、「自分の店だったらどうするんだろうな。」と考えたりした。
僕らの業界の仕事は細かい所まで覚えないといけない事も多く、正直無理だろうなとも思いつつ、そんな事言ってたら店の運営が成り立たなくなるんだろうな、とも考えたりした。
外国人スタッフが働きやすい職場・・・少なくとも、洋菓子屋は無いよなあ・・・でも、それも考えていかないとね・・・
ちょっとぬるくなったビールの残りをグイッと飲み干して、いい時間になったので弁天町の駅から帰宅の途についたのでありました。
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