ハプニング続きのハイキング

週末、ハイキングに出かける予定が、出発前から、なんだか気乗りしない。
しかし、今日を逃すと、ハイキングいく機会を逃してしまいそうで、無理矢理決行！

しかし、今回ばかりは、山にお断りされた感じがします。

そもそも、駅から登山口まで、歩いて６０分！それを忘れてギリギリのコースタイムを想定していたのも、大間違い！
やはり、余裕がないと、あらゆる事が狂ってくる。
前回の記事の真逆をいってしまった。

登山道に必ずある「クマ出没注意」の看板にも、なぜか警戒モード

写真が全く無いのですが、嘘みたいなホントの話しをしたいと思います。

それは、登山道に入る前から始まっていた。

ガサガサガサ！と、大きな音がし、音の方をみると、大きなアオダイショウが慌てて逃げていくところだった。
蛇があんなに大きな音たてるのか？と、話しながらさらに進んで行く。

と、またもや、ガサガサガサ！

ギャーーー

いよいよ熊かと、ビビり、取り乱す私。
そう、先のギャーーーは、私の叫び声でした。
そして、何故か痛い左腕で、夫をぐいぐい押すという謎行動。

今度はナニ？！

何かわからないけど、薄茶色…ミルクティー色の、丸いお尻？すこし大きめな小動物が、慌てて逃げていった。

あのフォルム！もふもふ好きとしては、気になります。

調べたけど…いまいち分からず。恐らく穴熊の子かな。

お尻ぷりぷりさせながら、逃げていきました。

さらに、ズンズン進んで行くと…やっと登山口へ到着

さあ、ここからが登山です！と思いつつ、すでに昼過ぎ。
少し歩いていくと、ちょうどよくベンチ発見。
少し休憩して、今日は遅いから引き返すことにした。

完全に準備不足だったと反省しながら、下っていくと、少し遠くで

カサカサカサカサ・・・

今度は５メートルほど先の斜面に大きくて黒い塊のような物が見える？！

夫はあとずさり、先頭にいた私はビビりながらも確認しないといけない！と思い、何を思ったか大声で

「人間ですかーーー！！」

と叫んでみた。「そうですー」と言ってくれることを願って。。。

その直後、ものすごい勢いで、鹿が山の斜面を一気に登って行くのが見えた

白いハートマークのお尻♡

本当に驚いた。
そして、夫に怒られた。
そんな大声で叫んで、もし熊が驚いて向かってきたらどうするんだよ！

熊鈴買おう！
やはり、音楽じゃ心もとない。

ドキドキが収まりきらないまま歩みを進めていると、今度は

私たちの目の前を、翼をたたんで急降下してきた鳥が、すごいスピードで横切って行った！

どうした、鳥！何を急いでいるの？！

というか、この山どうなっているの？

山梨県にある扇山。
それほど人気の無い山では無いはずだけど
時間が遅すぎたのか

動物たちの動き出す時間なのか
まだ登山客がいてもおかしくな時間だが。。。

そして、車道に出てもなお、金網フェンスの向こうから

ガサガサガサガサ！！！

凄い音を立てて恐らく動物が移動した
フェンスを覗いても見えない。あちらも気配を殺しているのか立ち去ったか
フェンスの脇には獣道らしき通り道ができている

これほど、色々な生き物に遭遇することもない気がする。
鹿の群れ、カモシカ、サルの群れ、色々な種類の鳥、オコジョ、リス、ネズミ、へび　

動物探知機が作動するのか、熊、猪以外との遭遇率は高い方だと思うが、今回ほど、１～２時間の間に何度も驚かされるようなことは無かった。

その夜、元山男の父に、この日の出来事を話すと
「なんだ、その山は！」と、やはり普通ではない様子だった。

おまけ

唯一、写真とれた生き物

ワインレッドな、ふんころがし