見出し画像

進学校から美容師??エザキヨシタは何故、大学行かなかったの?

長崎東高同窓会誌『ひがし』原稿提供ご協力のお願い

拝啓 厳寒の候、ますますご健勝のこととお慶び申しあげます。
 さて、いま同窓会誌『ひがし』第14号の編集を進めておりますが、毎号好評をいただいております“話題の同窓生”ページを今号も掲載予定いたしております。
 つきましては、広くご活躍の貴殿に是非ご登場願いたく、原稿提供のご協力をご依頼申しあげます。

ということで母校に
エザキヨシタカが送った文章がこちら💁‍♂️


55回生
エザキヨシタカ

美容師

東高から美容師??

楽しかったか?といわれたら
東高は僕にとっては全く楽しくなかった。

学校では
職業の幅を伝えてくれるわけでもなく勉強勉強。

どんな職業があるかもわからない状態の中でよくわからない大学を目指す。そこに行けば良い。

僕にとっては親に負担をかけてまでやれる内容ではなかった。
つまらない。

そこで自分で資料請求をし
そのつまらない瞬間を楽しく
してくれたのが『美容師』

目標もなく勉強していた自分の人生に光が差した瞬間。

当時の先生には
「お前は向いていない。」
「美容師はやめた方がよい。」

先生、どうやら日本で一番ぼくが美容師に向いてましたよ。

大人は自分の尺度でしかヒトを測れない。可能性は努力の先に拡がるものだ。

ただ今、大人になり
美容師として働いていて
会社も経営して思うのは
大人たちが言っていた意味がすごくわかる。

業界に入ってくる人間のそれまでの過程や美容師のそもそもの収益性。まだまだ問題は山積みである。

現在、自分は業界の先端を走り
美容師という職域を拡げることに尽力している。

そしてお客様や仲間たちは東高の先輩や後輩や
他の学校でも勉強という学生にとっての苦行にしっかりと向き合い努力してきた方々。

今、美容学生たちや美容師を目指そうという子達によく伝えていることは

「勉強しなさい。」「目の前のやりたくないことにもしっかり向き合いなさい。」

自分がこうなれたのは東高にいたから。
学生のときには気づかなかったあの時の努力は今に生きている。
東高に行って良かったと
今は心から思う。

ということでちょっと
母校の同窓誌に今の気持ちを書いてみました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?