【雑記】本当に悲しいことって...

おはようございます。
こんにちは＆こんばんは。

タロット鑑定師＆ハンドメイド作家（現在、活動休止中）の「輝凛（きりん）」です。

今回は雑記。
X（旧ツイッター）を見ていて、飛び込んできた訃報について。
占いというか、心理的なことというか…。
私の心理カウンセリングの体験や、占いに対して考えていることも書くつもりです。

ある訃報

トレンドに「バンドマンの訃報」というワードが上がっていました。

私自身、新型コロナウイルスの発生をきっかけに、長年の趣味だったライブ鑑賞の一切を辞めました。
この感染症が5類に分類されようと、医療費負担が公費負担ではなくなりワクチンの積極的接種が推奨されなくても、感染したらとても厄介なものであることに変わりはなく、「三密」で感染しやすくなることは変わらないため、今後もライブに行くことはない、と思っています。
同時に、ライブ活動を続けるバンドの応援は一切したくないとも思っています（ミュージシャンであればひたすら作品を作って音源だけ出していればいいのに。ネット配信をフル活用して人を物理的に集めようとしないでもいいのに、と思っています）。

ですが、新型コロナウイルスの発生以前には、いろいろなバンドのライブにも行っていましたし、ライブを通じての友達も多くいました。

それもあって、「え、どのバンド…。知ってるバンドじゃないよね…？」とイヤな胸騒ぎがしたので、インプレゾンビに遭いながらも確認してみたら...。

私自身は一度友達の付き合いでライブに行ったことがあったけど、そんなに好きにならなかったバンドでした。
が、複数の友達がドハマりしていたバンドのベースの方の訃報だと分かりました。

また、公式サイトでは亡くなった旨のお知らせがあるのみ。
特に死因には触れておらず、その命日とされる日付には本人によるXのポストもありました。

恐らく、そういうことなのでしょう...。
今はただ、ご冥福をお祈り申し上げます。

最大級の悲しみ

私が一番悲しく、悔しく感じたこと。

多くの人に囲まれていたはずです。
世界規模で活動をしていたようですし、ファンも多いでしょうし、スタッフも当然多いでしょう。
「同じ釜の飯を食う」という状態でのメンバーだっていたはずです。

それなのに、恐らく彼は、自分のことを丸ごと受け止めてくれる人は「いない」と思ってしまっていたんじゃないか、ということです。

いつも多くの人に囲まれていたはず。
それなのに、たった一人だけでもいればいいはずの「自分を丸ごと受け止めてくれる人」が不在だったのかな、と思うと...。

とてもツラかったんじゃないかな、と思えました。
とても悲しく、虚しかったかもしれません。

多くの人がいるはずなのに、肝心な「たった一人」がいない。
むしろ、多くの人がいればいるほど、悲しみは増したかもしれませんね…。

でもそれは、彼に限らず、どのような人にとっても「最大級の悲しみ」なのではないか、と思えました。

「気づく」というフェーズ

ただ…。

彼の周囲には彼が心を開ける人がいなかったのかもしれません。
でも、彼自身が心を閉ざしてしまっていたり、人を信用できない、と思うところがあったのだとしたら…。

本当は心を開いてもいい相手。
信用してもいい相手。
自分を丸ごと受け止めてくれる相手。

このような人を見つけられなかっただけで、実際には「存在していた」のかもしれない、とも思いました。

自分を丸ごと受け止めてくれる人は「いない」のではなくて...。
「気づけなかった」だけなのかもしれません。

また、「丸ごと受け止めてくれる」ということを勘違いして、相手を傷つけてしまったのだとしたら、その方は離れていったかもしれません。

占いでも「恋人はいつできますか？」ですとか「私はこれから先、幸せになれますか？」というご相談を頂くことは多いのですが...。

「あなたに好意を寄せている人がそばにいる、って出ていますよ」
ですとか。
「あなたはもう十分に恵まれているはず。あとはあなたがそれに気づくだけだと出ていますよ」
ですとか。

このようなことをタロットカードが出してくることも、実は多かったりします。

「気づく」というフェーズって、本当に大事なんですよね。
自分の心を静かにして、研ぎ澄ます。
ふとした瞬間に、「自分はすべて得ていたんだ」と気づくこと。
気づいて、そしてそれをしっかり受け止めるだけで、人生って好転するんだと、私自身は自分自身の経験から実感しています。

その「気づき」の大切さ、重要さを、彼は得る機会がなかったのかな、と思うと...。

それもまた悲しい、と、感じてしまいました。

「気づき」の機会

私自身は、この「気づき」とそれを「受け止める」という感覚を得たのは、心理カウンセリングを行ったことがきっかけでした。

とにかく自分の内側に、答えは全てあって。
外側には何もなくて。
自分にとっての「世界」は、自分の内側だけにあって、そこを突き詰めると、なぜか外側に大きく拓けていく感覚がありました。

そして私が現在占いで占術として用いているタロットカードは、絵柄で自分の心の内側を出してくれるツールだと言われていますし、私自身もそれを実感しています。

自分の内側にいる「自分自身」は、あなたを裏切らないはず。
自分では気づいていなかったことを、心理カウンセリングやタロットカードは教えてくれることがあると思っています。

インナーチャイルドからの手紙

お時間がある方は、以下の心理ワークを試していただきたいのですが…。

紙と筆記用具を用意してください。

そして、あなたの利き手を使って、幼少期のあなたへの手紙を書いてください。
子供の頃にあったつらかったこと、悲しかったこと。
その時の自分宛に手紙を書いてあげてください。

次に、利き手ではない側の手を使って、もらった手紙について幼少期の自分として返事を書いてみてください。

この時のポイントとして「上手に書こう」「うまい表現を使おう」など、理性を働かせないことです。
あなたしか読まないのですから、思い浮かんだままに手紙を書いてください。

すると、「自分は本当はこんなことを感じていたのか…！」と、自分では予想できなかった言葉、感情に気づけて、あなたの心に「癒し」が起き、幼少期の思い出が少しだけではあっても、浄化されるかもしれません。

このように、あなたは自分自身で自分を癒すことが出来るんです。
きっと、悲しみを乗り越えることもできる。

ただ、その方法を多くの人が知らないだけなんです。
私たち人間の持つ力はとてもパワフルであり、それは誰しも持つ力なんです。
その力の出し方を、私たちは知らないだけなんです。

「怪しい」と思われますが、それでも…

占いやスピリチュアルは「怪しい」と思われてしまいますが…。

私自身は、その人が後悔しない、また、自分の判断能力を鈍らせない程度の距離感で占いやスピリチュアルを活用する。
その方法を用いた結果、自分の悲しみを乗り越えていこう、自分をよりよい人生にしていこうと思えるのであれば、それでいいと思っています。
（ただ、その人が後悔しなくても、周囲がドン引きしてお金や友達をなくすような占いやスピリチュアルへのハマり方、依存症的な状態はおススメできませんけどね…。）

心がどの程度の傷を受け止められるのか、癒せるのかは人それぞれですし、出来事によっても違ってくるでしょう。

自分で行う心理ワークは自分と向き合って、自分の傷に気づくことでつまずいてしまい、状態をより悪化させてしまうこともありますよね。
あと、当然なのですがわりと「ガチ」で逃げ道がないので、それがツラいという方もいらっしゃるかと思います。
嘘がない世界って素晴らしいようで、厳しいですからね💦

占いは占いで、ツラい結果だとしても「でも、当たらないかもしれないし！」と、占いを信じないことで、自分を守ることもできます。
時に人には逃げ道も必要ですからね…。

ご自身の人生をより良くするために、ご自身の心の修復のために。
一時的に占いを使って軌道修正することは、悪いことではないようには思っています。

また、実際に占いをされたことがある方なら分かるかな、と思いますが…。

悩みやモヤモヤしたものを、初対面でも「実はね、こんなこと、誰にも言えないんだけど…」とすんなり言うことができるんですよね。
何なら、会って、名乗った次の瞬間には言えますからね。

占いをすることよりも、自分のモヤモヤを全部出してしまう。
この作業の場としても、占いって最適だとも思っています。

もし…。

もし、この記事を読んでくださっている方にも「私のことを丸ごと受け止めてくれる人なんて、近くにいない」という方がいらっしゃって、苦しかったり、孤独感が強かったり、悲しかったり…。

このような状態になってしまって、周囲に対して疑心暗鬼になって心を閉ざしてしまい、さらに苦しさを増してしまうくらいならば、占い師に愚痴ついでに相談してみてください。

「自分を少しでも開示する」ことから、あなたの心は開いていくでしょう。
それが出来てきたら、きっとあなたの周囲もあなたに心を開くように思います。
その結果「あ、私はここにいていいんだ」と、リアルな世界でも「気づき」が起きるはずです。

時間はかかるかもしれませんが、その足掛かりとして、占いと言う選択肢を持ってもいいように、私は思いますよ。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
もう、このような記事を書かないで済むような世の中になりますように…！

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