Kohei

音楽を作ったりしているギタリスト

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最近の記事

エフェクターボードを解説してみる vol.2

前回、エフェクターボード解説をしたのは昨年8月のこと。 そこから半年も経たないうちに大きく更新されてしまったため、更新された部分の解説をしてみたいと思う。 前回の記事はこちらから。 外観 まずは外観。メイン・手元・サブの3構成であることに変わりはないが、接続順を変えた。今までは「メイン→手元→サブ→メイン」だったが、「メイン→サブ→手元→メイン」に変えた。その理由は、手元のchase blissがサブの前に来てしまうと効果が薄れてしまうからだ。用途的にも、chase b

    • 2022年を振り返る

      2022年、年の瀬も迫る中、純粋に今年をひと月ごとに振り返ってみようと思う。 誰のためでもない、自分のための個人的なブログ。全て大事な経験だからこそ、文章にでもしないと気が済まないのも僕の性格かもしれない。 1月 この月は、製作中だったハネモニアネモのアルバムのレコーディングを進めたり、サークルのライブに出演したり、新しい機材を買ったり、新年早々色々な進展があった。 毎年実家に帰っているが、今年は比較的長い帰省だった。というのも、中旬頃に大学の機材同好会メンバーで大阪の楽

      • chase bliss audio - blooperとHabitの話

        はじめに今回の記事は、本当に超ニッチすぎる内容になることを妥協して書こうと思う。 chase bliss audioのblooperとHabitを題材に、LooperとDelayという、似て非なる2つのエフェクターの考え方についても記していこうと思う。 今年の4月頭に発売され、話題となったchase bliss audioのディレイ、"Habit"。chase blissの代表作といえば"MOOD"と"blooper"であったが、それに並ぶ新作を出してきた。 私も当初、ワク

        • エフェクターボードを解説してみる

          はじめに ギターという楽器は、時にリズム隊になり、時に主旋律を担い、時には空間を埋める"上モノ"になる。そんな様々な顔を持っており、変幻ただならぬ楽器である。 その中でも、"上モノ"としての立ち位置を確立するためには、そういうエフェクターがほぼ必須と言っても過言ではないわけだが、近年、そういった嗜好のエフェクターブランドに急に注目が集まり出した気がする。そういった需要で拍車がかかったせいか、ここ数年で"上モノエフェクター"も随分と多彩性に富んだ気がする。歴史を辿ればローランド

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