見出し画像

療法士投稿会(2016.08.27)

今回のテーマは、チーム医療・介護です。

・・・といっても、介護には疎いので、チーム医療、に特化して書かせて頂きます。

PTを受け始めてすぐの頃、装具を作りましょう、ってことで当時の担当療法士さんからお話を頂いて作ったことがきっかけで、今までに4本のSLB(2020年現在では6本)を作りました。


装具っていうのは、患者さんにはとても必要なモノです。
人によっては〔作らされた〕ってことで、使用しない方もいらっしゃるかもしれません。

コレに、療法士もドクターも一切関与しないケースがあります(装具士と患者さんのみで作製するケース、これは、他の病院でもあるようです→現在のクリニックではそういうことはないのですが、現在の装具士さんにお聞きしたら、そういうケースの方が多いとのこと)。

それをチーム医療って言えるのか?
ってとこからなんですけど、患者さんが装具士にお伝え出来ることはごくわずかです。
足の状態等は、患者さんからだけでなく、療法士からも伝えるべきで、専門的なことは療法士&装具士にしか分かりません。
というより、専門的過ぎて説明出来ません。

装具作製においてのチームって、療法士、医師、装具士の3職種がいて、主役の患者さんがいる、だと思います。
リハビリ(PT&OT)においては、医師がいて、療法士がいて、なんだと思うんですけど、なかなか医師の忙しさからか、両方ともそうは行かないケースが多いです(変化に気づいてもらえないなど・・・患者さんから見て、医師が遠い存在になって行く)。

でも、トライアングルのように(楽器のトライアングル、療法士、装具士、患者さんの誰かが抜けてしまうことをトライアングルのよう、と最初のクリニックでお世話になった装具業者の装具士→担当ではないが、会社まで何度となく出向いているため、出会うことが出来た)誰かが抜けるのではなく、全員が揃うこと、が望ましいのかなと、思っています。

装具も、誰かが欠けては作製出来ません。

これこそ、チーム医療なのではないのかな、と思っています。


私が感じるチーム医療って、なかなか出会えるものでもないです。
医師や療法士が患者さんときちんと向き合ってくれる人であれば、すぐにでも実現可能なことかもしれません。

医師とのコミュニケーションを図ってくれる療法士であるか、ということも大切なことになってくると思うのです(医師のその時の状況や患者さんの都合ですぐには受けられないけれど、診察受けたときに相談したい、など・・・サラリと伝えてくれるような療法士であれば、チーム医療の一端を感じることが出来ます!)。

自分の必要とする、その患者さんの情報を確認しに行く、だけならどの療法士もすると思いますが、それだけじゃ、チーム医療とはいえないと思います。

患者さんが何を困っているのか、装具なら、担当装具士とのコミュニケーションも必要です。

こういうことで困ってるの、って言える医師や療法士に出会えることが、チーム医療に出会うきっかけへの、1歩になるかもしれません。

現在、装具作製→調整中の患者目線で書いたので、療法士さんたちの感じるチーム医療とはかけ離れたものになってしまうかもしれませんが・・・ご了承ください。