無職を謳歌していた私が就労移行支援事業所に就職した話
はじめに
前回の投稿が1月。4か月ぶりの投稿になります…!タイトルの通り、2月に就労移行支援事業所に就職しました。少し振り返ってみようと思います。
就職活動の経過
前々回の記事にて記載したのですが、就労移行支援事業所の求人へと応募しました。
久しぶりの履歴書と職務経歴書の作成。SPIの受験とWeb面接。幹部との最終面接では、1時間半ほどかけ熱い気持ちを聞くことができました。受かったかどうかは分からないけど、ここで働けたらいいな~と感じました。
結果、無事に内定を頂きました。先方も早くスケジュール調整して下さり、4月に勤務開始…のつもりが2月からの勤務となりました。
就労移行支援事業所で勤めてみて
いくつか感じかことがあります。
①様々な障害・年代の方が通所
基本的には精神・発達障害の方が就職を目指して通所されるところです。ただ支援学校を卒業したばかりの18歳の知的障害の方もいれば、様々な企業で勤めてきた50代のうつ病の方など、疾病も年齢も様々です。
それぞれの課題もバラバラです。体調や通所の安定が課題の人もいれば、障害特性に合った仕事選択が課題の人、社会生活上のマナーの習得から行わないといけない人など様々です。
②様々な訓練やプログラム
自己分析、ビジネスマナー獲得、グループワークや授業、作業訓練や模擬会社訓練など様々なプログラムが行われています。
作業能力や就職力の獲得が目的であるのはもちろんですが、それより利用者さんの得意・苦手を一緒に発見していく、改善能力をはかる、利用者さんの配慮事項を明らかにする目的が大きいです。
利用者さんが就職後も長く安心して働くためにおいて、「障害特性や配慮事項を企業側に伝える」「雇用におけるミスマッチを防ぐ」のが重要なことです。利用者さんに勉強してもらうだけではなくて、一緒に試行錯誤を重ねていく感覚が難しくも面白くもあります。
③自主性
1週間の過ごし方やスケジュールを自身で立ててもらっています。各利用者さんに担当は着いており適宜面談を行うのですが、基本的には自分で考えて取り組むよう促している印象です。
自分で計画を立てて、実行して、試行錯誤して、成功体験を積み重ねていってもらえたらいいなと思っています。
ベンチャー企業で働いてみて
前々職は機械メーカー、前職は精神科病院にて勤務しており、ある意味旧態依然とした雰囲気があったな~と思います。今回就職したのは「ベンチャー企業が運営する」就労移行支援事業所で、そこでも感じたことを記載してみます。
①コミュニケーションが活発
会社全体のコミュニケーションが活発です。これはツール(アプリの活用)のおかげとも言えるし、互いに意見を出し合える雰囲気によるものとも言えます。会社全体の人数も多くないので、会社のトップやマネージャーとも話す場があります。
チームで働くにあたって「みんながある程度同じ目標や思いを共有している」ことを実現しやすい環境ではないかと感じます。
②チャレンジする気風
会社全体で成長しようという雰囲気があり、新しいことを提案し実行できることが評価にも繋がります。評価制度がフラットというか成果重視なので、創意工夫していくことが求められます。
「数字にシビアで、チャレンジしたことや成果を出したことを評価してもらい、自身の待遇に反映される」。前職ではその感覚がありませんでした。文字にすると当たり前のなんですが…
③楽しく働く
「楽しく働くことが、よいサービスの提供につながる」という意識があります。スタッフみんなで柔軟に助け合いながら楽しく働けています。そしてそれが利用者さんに還元され良い関わりに繋がるんだなと実感しています。
おわりに
長々、そして真面目に?書いてしまいました。ひとまず元気に楽しく働けています。精神保健福祉士として、社会福祉士として、いち人間として学んでいけたらな〜と思っています!
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