見出し画像

#007 地産地消!『国産小麦』で美味しいパンを作りたい! 第7話

■第7話 山梨県産小麦ゆめかおり100%でパンを作ってみた!

こんにちは、GreenLushです。

国産小麦の自給率向上と普及を目指して『自分自身で作る!』
という目標を掲げ日々奮闘しています。

前回小麦収穫のお手伝いをさせていただいた帰りに山梨県南アルプス市産『ゆめかおり』の小麦粉をいただいたお話をしました。

今回はその小麦粉を使用して食パンを作ってみたお話になります。

とは言ってもパン屋さんのような立派な窯はありませんので家庭用ホームベーカリーを使用します。使用する材料も小麦粉以外は市販の物です。

パン作り開始

ホームベーカリーと小麦粉
手前のパックが今回使用する小麦粉です。


今回使用した分量は下記の通りです。
まずはお試しという事で1斤を作ってみたいと思います。

 ・水       180mL
 ・強力粉     250g
 ・バター     18g
 ・砂糖      18g
 ・塩       4g
 ・スキムミルク  6g
 ・ドライイースト 2.7g

ドライイーストはニップンのものを使用しました。
3gで小分けされていたため全て入れてしまいました。
(少し多かったかもしれません・・・)

ご存知だと思いますが、ホームベーカリーはコネ→発酵→焼き上げまでボタンひとつで全自動なのです。(本当にびっくりするぐらい便利です・・・)

スイッチON!

開始後、約2.5時間後・・・
発酵途中の様子です。

発酵の様子


・・・更に1.5時間後。

見事焼き上がりました!

焼き上がりの様子

いかがでしょうか?
一斤なので膨らみのインパクトが弱いように見えるかもしれませんが、キチンと膨らんでいます。

断面の様子です。

断面の様子

若干キメが粗い(?)ように感じます。
それとやはり色味ですね。かなり茶色いです。

これは第3話で触れた『灰分』が影響していると思われます。
真っ白なパンを作るための今後の課題になります。

早速食べてみました。

焼き上がり直後は、小麦の風味がしっかりあり、とても美味しかったです。
ただ、イースト臭がわずかに強い印象でした。これはドライイーストの分量が若干多かったことが原因と思われます。

トーストにしてみると、更に空洞が目立つようになりました。
普通の食パンと比べモチっと感が少し足りないように感じましたが小麦の風味がしっかりありトーストもGoodです。

感想

いただいた小麦粉ではありますが初めて山梨県産小麦を100%使用してパンを焼いてみた訳ですが、感想として味はとても美味しい一方でやはり気になるのは”色味”になります。灰分量を調整し、より白い小麦粉を選別することが可能になれば、更に幅広い味が楽しめるようになると思います。これからも試行錯誤してみたいと思います。

今日はここまでです。
最後までお読み下さりありがとうございました。

続く・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?