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「高知フードトリップ&牧野博士のボタニカルワールド」のぞいてきました

NHKの朝ドラ「らんまん」の主人公 牧野富太郎展が、いま大阪の阪神百貨店1階で開催中です



◆いまでいう植物オタク

牧野富太郎博士は天真爛漫でかつ破天荒な人物でした
そして、ずっと高知県の悲願であった、朝ドラの主人公となりました

自分の好きなことを貫き94歳まで生きた
牧野氏の年表
ゆかりの植物
高知県はとても広く、山も川もあるので植物採集は大変だったことでしょう

◆精巧なボタニカルアート

ボタニカルアートや植物標本写真が展示されています

ムジナモ(水生植物)
植物同定(個体の特定)において、花のない時期の姿が描かれていたことは貴重な情報でした
植物標本の写真は購入できます

◆牧野博士といえばこの植物

「らんまん」のタイトルバックのジョウロウホトトギスです

自生地では日陰の崖に上から下へ垂れ下がって生えています
この絵を上下逆にして1mぐらいの長さがある、とてもボリュームのある植物です
ヒガンバナ
植物の絵を描くとより細かく観察できます


「わたしには成し遂げたいことがある。
それは日本のすべての植物を分類し名前を付けること。」
(『まきのまきのレター』発行所:株式会社ENYSi)

日本の植物分類に生涯をささげ、「日本の植物学の父」といわれる
牧野富太郎氏の展覧会が全国の植物園で開催されています。
ぜひ、お近くの植物園で触れてみてはいかがでしょうか。

私が知る限り、ドキュメンタリー以外で植物にフォーカスが当たる番組は今まで見た覚えがありません。植物が題材なのは地味なためか、ドラマになりにくいのかもしれません。
また、「らんまん」で驚いたことがあります。
なんと劇中の植物の大半は模型だということです!
撮影時期にあわせて開花させるのは、難しいだろうと思っていましたが、
本物そっくりに作った模型だったのです!
本物の植物も見たいですが、よくできた模型の植物も見てみたいです。
こうやってどのようなきっかけであれ、植物の美しさ、かわいさに注目が集まるのはうれしいことです。
山に登ると、普段は見られない高山植物がたくさん咲いています。
氷河期から毎年咲いてきた花が、温暖化で消えてしまわないで欲しいと思います。
これからもずっと好きな花がたくさん咲くところが見たい、ただそれだけです。

#牧野富太郎 #朝ドラ #らんまん #植物園 #山野草 #高知県