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cacaoが紡ぐチョコレートとコーヒーの物語

ということで、今回のyoshiyuki coffeeは「cacao」です。
その名の通り、チョコレートを使用した食に合わせたコーヒーとして開発いたしました。yoshiyuki様監修のもと、合わせる食材についても詳細に検討した逸品となっております。

cacaoの紹介

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cacaoは、ブラジルのコーヒー2種と、インドネシア(マンデリン)をブレンドし、フルシティ+で焙煎しております。これにより、とろみのある甘みと適度なスパイシーさをもたせることで、チョコレートの種類を問わずお楽しみいただけるコーヒーに仕上げました。

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香味バランスは図のとおりです。苦味とコクが強いのはwheatと共通ですが、こちらは甘みが感じられます。チョコレートと食べ合わせるのはもちろんですが、濃い目に抽出してチョコレートを混ぜ溶かしても美味しくお召し上がりいただけます。

チョコとコーヒー、定番だが奥が深い組み合わせ

yoshiyuki coffeeの中で、このcacaoは少し特殊なブレンドかもしれません。といいますのも、チョコレートという食材は、コーヒーと組み合わせるものとして誰でも選ぶであろう定番中の定番だからです。ある意味では、どんなコーヒーでもある程度はチョコレートと相性が良いですし、わざわざブレンドを新提案するようなテーマではございません。
しかし、「定番」がいつも「最適解」とは、必ずしもいえません。むしろ、定番だからこそ実は誰も最適解を知らないともいえます。様々な銘柄を試したことがある方なら、エチオピアの浅煎りコーヒーとチョコケーキを組み合わせてがっかりした、という経験があるのではないでしょうか?あるいは、オレンジピールをチョコでコーティングしたお菓子に極深煎りのコーヒーを組み合わせて不快な渋みを感じたこともありませんか?
このように、定番すぎる組み合わせは往々として道標がなく、失敗してしまうことも少なくありません。それもまた一つの楽しみではありますが、せっかく購入したコーヒー豆、もったいないことがないように飲みたいですよね。cacaoは、そういった方のアンサーとして機能できるよう、開発したブレンドでもあります。

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yoshiyuki様では、あまおうのパウダーをふりかけた生チョコレートを提供されています。ユニークな一皿で、常連客の中では定番なのですが、これに合うコーヒーを考えると、かなり難しかったですね。チョコレート感が強いので苦味を強くしたいのですが、それだとあまおうパウダーの酸味に寄り添えなくなってしまいます。かといって苦味と酸味のバランスを取ってしまうと、チョコと食べ合わせた時にどっちつかずな印象となってしまいました。
悩みに悩んだ末に、スパイシーさをプラスして、チョコレートど真ん中よりもわずかに外した香味に仕上げました。cacao単体で飲む分にはチョコレート感の強いコーヒーというわけではないのですが、チョコと食べ合わせることで甘みとコクをふんだんに引き出します。そして、それはyoshiyuki様の生チョコに限らず、冒頭でお話したような多様なチョコ菓子に合わせてもお楽しみいただけます。

「チョコとコーヒーの相性」の再定義

チョコレートとコーヒーは、定番ゆえに気軽に組み合わされてきました。もちろん定番は定番足り得るからこそ定番ですので、概ね食べ合わせが良い傾向にあるのも事実です。ですが、あえて「チョコレートに合うコーヒー」として開発したcacaoが、皆様にとっての「最適解」になれれば幸いです。

なお、cacaoも当店のオンラインストアのほか、北海道十勝帯広市のふるさと納税返礼品でもお買い求めいただけます。ぜひチェックしてみて下さい(^o^)

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GreenFive Coffee
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Tel... 090-9058-5839
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