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ショップコンセプトとVIを決める|デザイン屋オープン日記#2
こんにちは。私は田舎の小さなWEB・クリエイティブチーム「GREEN CREATIVE DIRECTION(グリーン・クリエイティブ・ディレクション)」のディレクター、フルイチです。
私は2023年9月に、地域の小さなお店や事業主さん向け、セミオーダー形式のデザインECショップをオープンすることにしました。本記事では、ショップのコンセプトやVI(ビジュアル・アイデンティティ)の検討過程をご紹介します。
👇#1:お店の概要や目的はこちら
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地域に求められるショップをつくるために
ショップのコンセプト:十人十色を叶えるセミオーダーデザイン
地域のお客様に覚えてもらい、役に立つショップになるために、はじめにショップの軸となる「コンセプト」を定めます。このショップのコンセプトは「十人十色を叶えるセミオーダーデザイン」です。
デザインは人やお店によってアウトプットが変わる多様性が楽しさのひとつです。セミオーダー、テンプレート商品だとしても、その目的は各ショップの個性を尊重し、デザインで応援すること。
お客様に自分らしいショップツールづくりを楽しんでいただきながら、安く手軽で良質なデザインをお届けする。この理念を軸にショップを運営していきたいと考えています。
ターゲットとなるお客様のイメージ
このショップを利用していただきたいお客様のイメージは、次の通りです。
👤地域に根差して事業をしている事業主の方
👤飲食、小売、観光などサービス業に携わる方
👤NPOや福祉系など、地域住民と接する機会の多い職業の方
地域住民やお客様に「自分が何者か」「どんなお店・サービスか」をしっかり周知・宣伝する必要のある方に利用してもらえたらと思います。
ビジュアル・アイデンティティ(VI)
次に、ショップのイメージを形作るビジュアル・アイデンティティ(VI)を検討していきます。VIとは、お店の価値やコンセプトを可視化した象徴的なデザイン要素のことで、例えばロゴマークや、色やフォント、デザインのトーンのことです。
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GCDのデザインショップは、まずはロゴマークと店名を決めます。お店のコンセプトを伝え、お客様に覚えてもらいやすいVIにしたいところです。いくつかアイデアを練って、地域の人に見ていただき、どちらが印象がいいか聞いてみました。
実際に制作したVIの案は、次の2案です。
VI・ロゴマーク案
ロゴマーク案A:十人十色の輝きを提供するショップ
一つ目の案は、輝きや花を模したデザイン。店名は「といろ堂」です。
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商品を目立たせるために、ロゴマークはシンプルに
女性のお客様が多くなると想定して、女性らしいデザインに
地域の様々な人があつまるお店を表すネーミング「といろ堂」
💡メモ:
ちなみに、ロゴをつくりたい方向けに、これくらいのシンプルなロゴを提供する商品も用意したいなと思っています。
ロゴマーク案B:十人十色に変化(へんげ)するデザイン
二つ目の案は、変幻自在に化ける「おばけ」を模したデザイン。店名は「といろ美術」です。
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商品を目立たせるために、ロゴマークはシンプルに
キャラクターを起用して中性的に、親しみやすく、展開しやすく
「美術」といれて何の店かわかりやすく
💡メモ:
キャラクターロゴは、広告や販促ツールなどに楽しく遊び心のある展開ができます。おばけが「ごめんなさい…失敗しました…」とか言ってても許してもらえそう(駄目)。
この2案で、実際に地域の方に見てもらい、投票でマークを決定しました。
B案に決定!
より個性があり覚えてもらいやすそうな「おばけ案」に
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投票の結果、Bのおばけ案に決定しました。投票にご協力いただいた地域の皆さま、ありがとうございました!
これから微調整はしますが、ひとまずショップの世界観と愛されそうなキャラクターが決まり、ようやくお店のスタートラインに立てた気がします。
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次は店舗ツール制作と商品開発
「といろ美術」のツールをつくる
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無事VIが決まったので、このVIを使って実際に自店のショップツールを作ってみます。宣伝目的はもちろんですが、お客様に提供する商品のサンプルにもなります。
地域に求められる商品ラインナップとは?
名刺、ショップカード、ラベル、パッケージ、看板、紙袋、、お店にはいろいろなツールが必要です。どんなものが求められているのか。デザインテンプレートとして何を用意すべきなのかを、地域の方の意見をいただいたり、他の地域の小規模事業者さんのツールを参考にしながら、商品アイデアを練ってまいります。
今回の経過報告は以上です!引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
「#デザイン屋オープン日記」で経過をチェック
#デザイン屋オープン日記
オープンまでの過程をnoteで記事にしています。
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