石神井川上流地下調節池は本当に計画規模が必要か?(その2)―上流には既に4つの調節池があり安全に治水が行われている-
東京都は、貯水容量30万㎥の石神井川地下調節池を建設しようと計画しています。1000億円を投じる巨大工事であるとともに、立坑が設置される武蔵野中央公園の他、管理棟が設置される南町調節池(平常時は柳沢児童広場)、東伏見公園においても長期間の工事が行われる予定です。
東京都は、河川の治水のためには護岸整備とあわせてこの地下調節池の建設が必要と説明しています。しかし、すでに環七の道路下には巨大な調節池も出来ています。そこで、石神井川上流の調節池の整備と近年の上流域における河川溢