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【2023.10 〜 2024.4】半年間を振り返ってみる。

新年度。
進級、進学、新社会人、新生活。
桜が咲いて、散って。

そんな忙しない世間を尻目に、
ぼちぼち冬眠から目覚めてきました。ぱぴるすです。


ちょうど先日、まさに冬眠から目覚め始めたこのタイミングで、
大変お世話になった方から連絡をいただきました。

まさにアニメ1話のAパート終わりか、ってタイミングですわ。


そこで、
「定期的に自分の考えを整理したり振り返りをしたりするためにも、ブログを書いてみないか?」
とのお話をいただき、
これは良い機会だと思い、ブログを書き始めることにしました。


さて。
心機一転、今回は「僕のここ半年間の振り返り」というテーマで、
この半年に起こった主な事件について振り返っていきます。


廃人。

慢性的にずっと続いていた不調が秋頃から本格化したのに加え、
そのぐらいの時期に仕事を辞めました。

心身ともに健康を害す

不調について少し具体的に述べると、
・夜に眠れず日中強烈な眠気に襲われる、睡眠障害
・悪夢を見ることが増えた
・思考が同じところを巡り続けて進まない
・集中力や実行機能の低下
・倦怠感
……
みたいなところですね。

夏頃以降は「なんかしんどかった」って印象が漠然とあるばかりで、
具体的な出来事とか考えはぶっちゃけあんまり覚えてないですが…。


まあ、早い話、精神的にも調子を崩してしまったってことです。

主に服薬による治療を行っているのですが、

「人間の感情も、所詮は神経伝達物質の作用に過ぎない」
「精神的な病に罹患するかどうかも、例に漏れず遺伝の影響が支配的である」

というような唯物論的、ともすれば虚無主義的な思想が強まった気がしますね。

これは一見悲しく思えるかもしれませんが、良い意味で「あきらめをつける力」がついたような気がしていて、むしろ僕にとっては救いになっている部分も大きいです。

登山において、真に勇気が要るのは「山を降りる決断を下すことである」ってのと似たような感じですね。

エネルギー不足。スリップダメージのような日々。

スリップダメージとは、RPGなんかでよくある、時間経過と共にじわじわと体力を削られるタイプのダメージのことです。

ドラクエでいえば、毒の沼に浸かってる状態。
ポケモンでいえば、毒状態 or 火傷状態 
とたとえるとわかりやすいでしょうか。

僕の場合、倦怠感や動悸、
そして、動けないくせに一丁前に感じる焦燥などが、
心身をじわじわと内側から蝕んでくる感覚がありましたね。


また、一般に、
「やる気とは、やり始めないと湧いてこないものだ」
とよく言われていると思います。

いろんな本にも、これは脳科学的に正しいらしいと書かれてますね。

ところが、エネルギーが枯渇していると、
「やる気を出すための一歩を踏み出すためのやる気がない」という「詰み」が発生します。

「服を買いに行くための服がない」
「金を稼ぐための軍資金がない」
みたいな状況と同じパターンです。

するとどうなるかというと、
ベッドの上でYouTube Shortを延々と見続けるだけの生き物が爆誕します。

別にShort動画を見続けたいわけでもないけれども、
それ以外の行動を起こすエネルギーがないから、自動的にShort動画を見続けるしか選択肢がなくなるわけです。
マジでバグすぎる。

本当なら仕事を探すことにエネルギーを使うべきだし、使いたいと思っています。
それが出来なくても、せっかく時間はあるわけだから、
せめて、読みたかった本をじっくり読むとか、気になっていたアニメや映画に没頭するとか、精神に栄養を与えるような娯楽を味わいたい。

でも、それすら難しい。

そんな状態でも、頭の片隅に罪悪感とか焦燥感は一丁前に存在しやがるわけなので、僕の精神は弱火でじっくりコトコト煮込まれるのですね。

「冬」をしのぐ

そんなわけで、(理解されるかは謎だけれども)なかなかしんどい秋、冬を送ってきました。

特に、気温が下がり日照時間も短くなる冬は厳しかったような気がします。

冒頭で「冬眠」という表現を使いましたが、
クマとかリスと同じで、所詮ヒトも動物なので、
そもそも冬は活動を抑えて巣穴にこもるのが自然なんじゃないか?
みたいなことを考えてましたね。

ちなみに進化心理学の知見によると、抑うつの感情は、
危険な外界に出ることを防ぎ、生存率を上げるために役立った、
という説があるのだとか。

ヒマラヤマーモットたち。
ずんぐりむっくりしてます。

ところで、僕が最近愛してやまない動物に「マーモット」というげっ歯類がいるのですが、彼らは厳しい冬を乗り切るために、冬が近くなると脂肪を蓄えるためにエサを爆食いするそうです。

彼らは実に半年近くも冬眠するそうで、十分な蓄えがない個体は、冬眠がそのまま永眠になってしまうのだとか。
かなしいね;;


一方、僕も夏に比べてしっかりと脂肪を蓄えたわけですが、
それはまあいいとして。

蓄えといえば、
僕は秋頃から仕事をしていない状態だったので、収入はありませんでした。
生きているだけで毎月数万円は当然のように飛んでいくので、このままでは僕も冬を越すことはできませんよね。

そこで不幸中の幸いとでも言いますか、
たまたま祖父方の親族から生前贈与(?)的なお金が実家に入り、
棚ぼた的に数十万円ほどの施しにあずかることになったのです。

そのおかげで僕はなんとか冬を越すことができたわけなので本当に助かったのですが、自分の力で稼いだお金ではなく、完全にただのラッキーでしかないので、正直複雑な思いでしたね…。

自己効力感って、大事だなあ。


1年以上ぶりに彼女ができる。

1年近く前に当時の勢いで課金していたマッチングアプリの期限が、2月の末まであることに気がつきました。

秋頃から「冬眠」に入る前にも、アプリ経由で数人と会ってはいたものの、
結局その中の誰とも付き合うことにはなりませんでした。

理由は主に
「なんかしっくりこない」というコレジャナイ感、
「恋愛に熱量が持てない」というモチベーションの欠如だったと思います。

個人的に、マッチングアプリ特有の、
これまで全く接点のなかった相手、所属するコミュニティが全く共通していないという点が、なんだかやりづらいというか熱量を持ちにくいのかな…?
とざっくり考察してます。
まあ、このあたりの考察は語り出すと長くなるのでまたの機会にでも。

ちなみになんですが、前述の通り、僕はしばらく服薬治療を行なっていますが、それが恋愛に対するモチベーションの欠如に案外バカにならない影響を及ぼしていたと睨んでいます。

というのも、その手の薬には、性欲減退の副作用が現れることが多いからなんですね。
デフォルトが賢者タイムになる感じに近いのかな……?


そんな感じだったんですが、先日出会った人は、それらのデバフに打ち勝つほど、僕にとって魅力的でした。

「どんな人がタイプ?」
これは誰しも聞かれたことのある超頻出の典型問題ですが、
これに対して、僕は大抵
「結局、いつも明るい人が一緒にいて楽しくて好きかな」と答えます。

具体性も意外性もない超つまんねー回答ですが、
一番重要な要素はこれだ、と自信は持てますね。

で、これまでに知り合ってきた人たちの中でも頭ひとつ抜けてその重要な要素を持ってるな、と思えたのが、今回知り合った人だったのです。


初めて通話をしたときから、その話し声とリアクションから、片鱗はバリバリ感じましたね。
まあそのとき彼女は飲み会終わりで酔っ払ってたってのもあるけど笑

実際に会ってみても、その印象は変わらなかったです。

その後何度か食事をしたり飲みに行ったりした後、
正直自分が相手から恋愛対象として意識されているか若干不安はあったものの、無事お付き合いすることになりました。


とはいえ、相手は現在特にお仕事が忙しいようでなかなか会えていないのもありますし、
これからもっと相手のことを知って、仲良くなっていけるよう努力していきたいですね。



てなわけで、以上、ここ半年を振り返ってみました。

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