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47.帰国準備②ひたすらモノを処分する日々

こんにちは。
3年間の親子留学を終えて帰国して1年がたってしまって呆然としているGreenです。前回に引き続き、今回も帰国準備について書きます。メインはもの処分について。残りは細かい手続きあれこれです。

ちなみに前回の記事はこちらからどうぞ

帰国準備について1〜4は前回の記事で書いており、今日は5と6について。

  1. 飛行機チケットをとる

  2. 大家さんに連絡

  3. 船便の手配

  4. 車の売却

  5. 荷物の処分をひたすら

  6. その他もろもろ(PCR検査予約、銀行、学校、子ども手当て)

5.荷物の処分をひたすら

さて荷物の処分ですが、3年間3人で暮らしていたらそれなりにモノは溜まります。帰ると分かっていても、1年間ほど短くないし、特にコロナ禍で出られなかったから家で過ごす時間多くて買ったものもあるし、物の処分は本当に大変でした。

どんなふうに処分していったかというと、

A:売る:日本人コミュニティFTF
B:売る:Kijiji (アナログ版メルカリみたいなやつ)
C:人にあげる
D:寄付
E:捨てる

です。まずAから。

A:売る:日本人コミュニティFTF


わたしの過去のnote記事でも何回か登場したかもしれませんが、トロントの日本人コミュニティFTF(Family Talks Forum)は2023年6月時点で1600もの家族が登録しているというかなり大きなオンラインコミュニティです。
わたしはこれを移住した方のブログで発見して、カナダに渡航する前から参加させてもらっていて、留学エージェントについて質問したり、このメールで流れてきた情報を参考にしたりしていました。本当に頼れる存在です。

このグループからのメールには頻繁に「モノ売ります」や「帰国セール」というメールが流れてきます。なのでわたしもメインの売り先はここにしようと決めていました。
このグループは全員本名や住んでいるエリアの郵便番号を登録していてかつ運営者の方がかなりしっかり管理してくださっている安心感があリます。加えて、日本人的なあうんもある程度あるし、日本語通じるし大変お世話になりました。

売りたいものの情報をどうまとめるかですが、売却専用にインスタのアカウントを作る方もいるし、Google Photoに写真を載せてメールにURLを掲載するなどいろんな方がいましたが、わたしはGoogle スライドに商品の情報を載せて、それをメールで流すパターンにしました。売れたらgoogleスライド上で「Sold」と書いておくことで、後からメールで「この商品まだありますか?」という質問が来なくてラクでした。

カレッジが終わった4月ごろから取り掛かり始め、最初は早く処分できるもの、たとえばスノーパンツやそり、クリスマスツリーとか、花瓶、アイロンとか日常的にあまり使っていなかったものから売り出します。かつ、その中に6末か7頭になるけど、ソファやベッドなど大型家具も売る予定だよ、興味ある方連絡ちょうだい、というようなことも写真とともに入れておきました。それで何人かの方が個別に連絡をくださり、早い方には予約してもらいました。人によってはLineでビデオ通話して状態を確認してもらったりもしました(ソファの方)。渡し先が確定していると(特に相手がコミュニティの方だと)安心感あります。

2回目は確か5末くらいに、4月の売れ残りや最終的に7頭までに手放したいもの全ての情報を掲載して、メールに流しました。

Google slideの一部。基本的に3年しか使っていないので、どこのどの商品か大体わかるので、商品情報にリンクを入れたりしてなるべくすぐ売れるように心がけた
(そういうの苦じゃないタイプ)

わたしの場合は、Twitterでもお付き合いのある方がかなりまとめて引き取ってくださったことと、後からわたしたちが住んでた家に入る友だちが引き取ってくれたこともあり、ほぼ行き先が決まった!よかった。

B:売り先 Kijiji

これまた何回か書いてますが、3年の間、Kijijiでときどきものを売ってました。でこの時は、たとえば5月とかに渡してしまっても困らないものなどで、上記FTFで反応が薄かったものをKijijiでも出したりしました。前も書いたかもだけど、基本的に自宅まで来られるのは嫌だったのでいつもわざわざスーパーの前とかで待ち合わせにしてた。とはいえ、わたしは悪い人・変な人に当たったことはたぶん、ない。

そういえば、この時書いていたテレビ台だけどうしても売れ残ってしまい、家の外の道路脇に置いておいた。こういうの、カナダでは便利よね。一定のサイクルで収集車が来て回収するようだけど、後から請求書が来るらしい(よく知らない)。

で、テレビ台出したらすぐなくなったので、あぁよかったと安心するも束の間、すぐ戻されてた笑。で、えーショック!と思ってたら、またすぐなくなった。同じ人が戻してまた持っていったのか、違う人が持っていったのか分からないけど、うちの前はあまり人が通る通りではなかったので心配していたけど無事もらわれてくれて、大家さんに後から請求が来なくてよかった。

C:人にあげる

売るほどのものではないけれど捨てるのがもったいないものというのがたくさんあって。わたしは貧乏性なので、使えるのに捨てるというのがけっこうストレスに思ってしまう方。なのでなるべく人にあげたくって。

FTFの日本人の方で家具などを購入してくれた方が家に取りに来てくれた時に、家のすみに「無料でお持ち帰りください」コーナーを作っておいて、もらっていただいた。たとえば使いきれなかった調味料とか、100均で買ったものとか、ニトリで買ってきてたラーメン丼、前回の引っ越しで使った段ボールとか。

また、帰国日直前にも何人かのTwitter仲間のみなさんにも家に取りに来てもらってお持ち帰りいただいた(感謝)。

あとわたしはフードバンクでボランティアをしていたので、そこで必要そうな仕分けのケースとかカゴとかを一式丸ごと差し上げた。

不用品の押し付けになっていないと良いなと願いつつ。

D:寄付

トロント市内のあちこちに寄付ボックスがあって、これには本当にお世話になった。子どもたちの服がサイズアウトした時もよくこちらへぽこっと入れていた。以下のツイートは2年前のものだけど。

こちらのOasisというところはお酒やドラッグの中毒患者の更生に関わるNPOで、この服の寄付を資金源としているようです。わたしが住んでいた付近では比較的あちこちに、コミュニティセンターとか消防署とかに設置してありました。ただ、ここは基本服だけで、食器は拠点まで持ち込みということだったので、食器も寄付できるボックスを探してそちらに持って行きました。

この紫のボックスはNational Association for Charitable Textile Recycling (NACTR)という団体のもので、洋服のリサイクルを促進することでゴミを減らすことなどを目的に活動しているとのこと(多分)。

お皿を持っていったら、回収者の人がドアの手前に置いておいてっていうので、
そのようにしてみたところ(乱暴に入れると割れるよね…)。

E:捨てる

たくさんのものを売ったりあげたりしても、やはり捨てるものもたくさん。こういう時戸建ての何が困るって、回収頻度が少ないこと。
うちの周りの回収は
・生ゴミ系:Green Bin 週に1回
・リサイクル系:Blue Bin 2週に1回
・上記以外全てのゴミ系:Black Bin 2週に1回(しかも小さいのよ。大きさによって値段が変わるのよ、だから一番小さいのよ。下の画像参照。うちにあったのは多分一番左の75L。契約は大家さんだけどお金の負担は賃貸人にもくるはず)

https://www.toronto.ca/services-payments/recycling-organics-garbage/houses/garbage-bin-sizes-fees/

生ゴミは1週に1度だしあふれるようなことはないし、帰国とは特に関係ない。リサイクルも箱自体が大きいので(リサイクルの箱は無料)あまり困らないし、あふれても持っていってくれる。
一番問題になるのは生ゴミでもなくリサイクルでもないもののゴミのBlack Binです。お弁当の容器、服、靴、バケツとか何でもかんでもここ。で、これはオーバーすると、要はもっとお金払えってことになるから、あまりあふれさせられない。でも2週間に1回だとかなりしんどい。

で、わたしの場合はとてもラッキーなことに前回書いた通り、お友達が入居することになっていたので、申し訳ないけれど、お友だちに甘えて退去後に少しずつゴミ出しをしてくれるよう頼んだ。たとえばお弁当のゴミはこのBlack Binでそういうのは匂うから早く出さないといけないけど、古くなったバスタオルとか、破れたスニーカーとか、もう忘れちゃったけどとにかく何袋もBlack Bin用のゴミがあって、それをガレージにためて置いて、頃合いを見て少しずつ出してもらった。

こういう時、コンドミニアムだったら、好きなだけ?捨てられるから便利よね。本当にお友だち様様です。

さて、モノの処分についてはこんな感じでしょうか。

6.その他もろもろ(PCR検査予約、銀行、学校、その他)

残りはこまごまとしたものについて。

PCR検査
そう、あの頃はまだPCR検査が必要だったんですよ。確かわたしの帰国直後に検査不要になったはず。すでにな・つ・い!
というわけで、7/8の渡航に合わせて、出国の72時間以内の結果が必要だから、7/6に予約。1日で結果が出るから7/7に結果を取りに行くとかだったような。
2020年の帰国時も、そしてカナダに戻る時も、2021年の帰国時も、そしてカナダに戻る時も、そして2022年の帰国時も、渡航の際に計5回PCR検査してますね。。2021年の帰国時はホテル3日間缶詰というのもあったからそこでも検査してますね。もう本当になんだったんでしょう。あの日々は。
とりあえず、こういうのもあって、車が直前まで必要だったので、色々綱渡り感あった。いや、マジでバンフ行ってる場合じゃないよ。

銀行
わたしはCIBC銀行を使っていましたが、たとえばサブでネット銀行を開いてそっちに全額移そうかななどをチラリ考えてはいました。なぜなら、車の売却資金が、帰国後にしか入らなそうだったから、閉じるわけにいかないなと思っていたのです。日本人のYさんはその辺も気にしてくださって、本来は売る契約してから数日後にしか入金できないけど、もしどうしてもっていう事情があればなんとかする、みたいな言い方をしてくださいました。

で、友だちに書類を受け取ってもらえるという甘えもあって、わたしはCIBCをそのままにしておくことにして、ネットバンクも開かず。実は今も口座があります。一応海外からでもクローズできるとは事前に聞いてる。ワイズで金額を日本に移さなきゃと思ってるんだけど、日本からの送金よりも、全然金額が一度に動かせなくて、ノロノロしてたら1年経ってしまった。そろそろ閉じようと思います。

学校
メール見返しても特にやり取りがないなぁ。5/7に、わたし宛というより保護者全員当てて、「次の9月戻ってくるならフォーム記入してね、まだの人はASAP!」(as soon as possibleの略)っていうのを発見した。これには記入していない。多分、それだけ?かな?軽いね。

子ども手当
カナダにいた時代、ありがたいことに子ども手当というのをいただいておりまして、これが帰国直後(7/26)に、政府から元の家に小切手が届いてしまって。わたしは政府からの小切手を自動的に銀行口座に入金するという設定を知らなくて、小切手が郵送で届く→銀行かATMで入金 みたいな面倒なことをしていた。なのでこれまたお友だちに世話になりまくりながら、入金してもらいました。
で、いやこのベネフィット受け取れないわ(後から返金とか言われても困るし)と思って、日本から頑張ってカナダの移民局だか子ども手当の部署だかに電話した。何回か何箇所かにかけて、結局、わたしのビザが切れるタイミングで処理される(手当止まる)から大丈夫だよ、と言われた。7月下旬に届いたのは、その前までカナダにいた分だから多分もらっても良いと思う。未だ返せとは言われていない。

準備については大体こんなところでしょうか。1年か2年で色んなことが変わってるから参考にならないことが多いとは思いますが、わたしの記憶防止用に。そして書いていたら久しぶりにいろいろ思い出してきました。この調子で間を空けずに書いていきたい! 

それでは、また♪


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