無口だけど頭の中はおしゃべりです。

こどもの時から、ずっと無口だねと言われる。無口だね、と言われると、イコール暗い子、と言われているようで嫌だった。ほんとの私は無口じゃないのに、、、と、心の中で反論したが、声には出さずに大きくなった。

歳を重ねて、やっぱり私は無口で暗い人間だと認めることができた。いらないことも、必要なことも話さない人間だと思う。だいぶ時間がたてば、慣れた人には普通に話す。だけど、やっぱり、無口で暗い人間だ。

旦那さんから、私が何を考えているのかわからない、と言われた。特に、楽しいのかどうかわからない、と言われた。一緒に旅行にいっても、楽しそうには見えない、と。人から見たら、そう見えるのも仕方ないよな、と自分でも思う。私の思う楽しい、は頭の中でたくさん感じて、電光掲示板のように、たくさんの文字が流れている状態だ。頭の中で文字化されて言語化されて、忙しく1人でおしゃべりしている。こういう楽しい、が昔からの癖なので、表現することができずに、人から見た私は無口な人のままである。

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