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「話す事の2倍、耳を働かせて他人から話を聞き出せ」

デモスラネス(前384〜322)

古代ギリシャの政治家ギリシャアテネで政治を運営する上で弁論は重要な手段となっていた。
デモスラネスは法廷と民会の一流の弁論者になり”雄弁、弁論代表者”の敬称を受けていた。
ある日デモスラネスに尋ねる人があった。
「どうしたら弁論が上手くなれるのでしょうか?お教えください。」デモスラネスは答えた。

「弁論?それは耳に聞いてみたらよいでしょう」質問さはその意味を理解できなかった。
「そうですか。お分かりになりませんか」デモスラネスの”弁論術”とは、こうであった。

<自然は人間に1枚の舌を与えた。だが、耳の方は2つ与えた。なぜ耳は2つ与えられたのか?問題はここにある。
 これは人間が自分の話す倍の分量を他人から聞き出すためだ。>

と言う本を読んだ。面白い、どうやら昔から全世界では一休さんが人気者だ。

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