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【松本人志VS週間文春】訴状に隠された謎【芸能界復帰は厳しい!?】

ダウンタウン松本人志さんと週間文春の裁判について語ります。

2/21週間文春オンラインにて松本人志さんの訴状の一部が公開されました。

https://bunshun.jp/articles/-/69097

記事を読んだ感想としては、松本人志さんの芸能界復帰はやはり厳しいかなということです。

まず、記事に記載されていた訴状についてみていきたいと思います。
松本人志さん側の要求としては、松本人志さんの名誉を著しく毀損されたとして、5億5000万円の損害賠償に加えて、謝罪広告の掲載を求めています。
訴状によると、文春の記事は松本人志さんが報道に出てきたA子さんとB子さんに対してあたかも性的行為を強要したという内容となっているが、それは客観的証拠がなく事実でないこと。それにも関わらず、「性的行為を強要した」というレッテルが貼られてしまったため、芸能活動を行う松本人志さんの社会的評価を著しく低下してしまったという主張です。

まず思ったのが名誉毀損による損害賠償の相場からすると、5億5千万という法外な金額を要求していることです。記事にも記載ありましたが、名誉毀損による損害賠償の相場は日本の相場ではこれまで最高でも数百万ということなので、さすがにふっかけすぎかなと。仕事を休業したことによる損害賠償請求だったらわかるんですが・・・その線でいかなかったのは何か理由があるんですかね。

さて、訴状が全文見れていない状況ですが、興味深いことを記事内で弘中惇一郎さんという弁護士が解説を書いておられました。

それは、訴状ではどこまでが事実でといったことに触れられていないということです。

松本人志さんが本件についてのこれまでの声明としては、「事実無根だ」の一点張りで、どこまでが事実でどこからが事実無根だということを明らかにしておりません。そのスタンスは、訴状においても貫かれているということになります。

それはさておき、ということは飲み会自体があったこと、性行為があったことを否定していないということは、それらがあったことは事実なのかなと察することはできます。

多分、その辺を松本人志さんがいまだにぼかしているのは、もしかしたら家族を考えてのことかもしれませんが、それだけじゃなく、イメージが悪すぎるからと松本人志さん自身も考えているのかもしれません。
飲み会があって、ゲームの流れで2人になって、性行為が行われるという流れ全くそうだったのかは分かりませんが、否定しないということは恐らく、これに近い一連のフローあったのでしょう。

というと、文春が言うところのSEX上納システムに近いものがあったということです。SEX上納システムというと、ワードは強すぎますが、不特定多数の素人の女性と性行為に至ろうとするシステムですね。
そうなると、性行為の強要があったかどうかという論点はさておきとして、女性をモノとして扱っている感が強くて、あまりにもイメージが悪いんですよね。

思い出してほしいのが、アンジャッシュ渡部建さんの多目的トイレの報道の件です。
アンジャッシュ渡部建さんは不倫はしたものの、犯罪は犯していないです。ただし、多目的トイレなどで自分本位の性行為するなどを繰り返し行ったという報道が、女性をモノとして扱っているようであまりのもイメージが悪すぎて、引退寸前まで追い込まれることになりました。

仮に性行為を強要してなかったとしても、松本人志さんとアンジャッシュ渡部建さんと行為を比較するとどっちもどっちという気はしませんか。いや、どちらかというと松本人志さんの行動の方が印象悪い気がします。

もっとも、松本人志さんはアンジャッシュ渡部建のように好感度をウリにしているわけではないです。アンジャッシュ渡部建は王様のブランチのMC務めるくらい好感度をウリにしていた方なので、あまりにもイメージと違いすぎたということで報道によるダメージは大きかったです。
とはいえ、松本人志さんも大阪万博のアンバサダーを務めるなど公の仕事もしていたわけであり、さらにここ数年の旧ジャニーズの騒動を見ても、よりホワイト化が進んでいる社会では、性の強要がなかったとしてもイメージが悪すぎます。
よって、裁判で仮に松本人志さんが勝訴という結果になったとしても、松本人志さんの芸能界復帰は難しいかもしれないと思っちゃったわけです。

以上。

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