見出し画像

人生50年

人生80年時代、いやもう100年時代か。
そんな風に言われている昨今。
私は誠に勝手ながら、50歳で自分の人生の幕が降りると思っている。

そんな極端な!と思われるでしょう。
そうです、極端なんです。
けれど根拠がないわけではなく、
災害が多い国に産まれているし、
割と病気家系だし、
戦争だってそこらじゅうで起きている。
こうなってくると、
来年、来週、明日生きているかどうかも…
(これは極端でした、すみません。)

これはネガティブな性格の賜物でもある。
小さい頃から何かと臆病で、
寝る前にこんなルーティンもあった。
布団に入って目を瞑って、
「大きな災害が急に起きませんように、
空から爆弾が落ちてきませんように、
明日もちゃんと目が覚めますように。」
と心の中で唱える。
本来はもっと沢山項目があって、
一語でも間違えたら最初から、
急に家族に声をかけらり、遮られたら最初から、
と、なんともまあ可愛く無いお祈りをし、
恐る恐る眠っていた。

こんな根ネガティブが“前向き"と言えるようになったのは、
人生50年と考えた時に、
「じゃあこんなに怯えてたら勿体無くね?」

そう思い始めたのがいつかは覚えていないが、
やってみよういってみようの好奇心旺盛人間に変身、意味のないお祈りより、明日が楽しみになることを考えた。
呼ばれたら何処へだって行ってみた。
色んな場所で、色んな人と出会い、色んな話を聞き、
色んな考えを知った。

丁度折り返し地点に立ち、
改めて半分を振り返る。

我ながら、なかなか楽しい人生だな。
けど、まだまだこれから。
あと半分も楽しめちゃう。
今が一番若いんだし、
やらない後悔より、やって後悔。

極端思考の前向きなニートは、
こうして逞しく生きているのです。
しかし現状では決して胸を張ることが出来ないので、
前向きな社会人に進化するため、
仕事を探しつつ、小バイトに勤しみ、夢を追いかけ。

もし明日が閉幕の時なら、唯一の心残りは最終面接の返事が来ない事。
なにやってんだー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?