【イエイヌ】の生態 どこまで知ってる、愛犬のこと Part2
どうも、愛犬家の「ちーさん@勉強中」です。
今回も前回に引き続き、犬の生態について書いていこうと思います。
愛犬たちの素晴らしい生態を知って、素晴らしいワンコライフを。
では、いってみましょう。
犬の口回り
・
マズル
マズル(目頭部分の凹みから鼻先まで)は犬の急所です。
母犬が子犬を叱るときや、リーダー犬が優位性を示すときにくわえたりします。
飼い主さんにとっては、愛犬との生活を続けるうえで、触れなけくてはいけない場所で、よそのワンコに対してはむやみに触ってはいけない場所ですね。
・咬合力
犬の咬合力(嚙みしめたときの力)は人間の10倍といわれています。
ただ、犬は歯周病なりやすいので飼い主さんは注意してあげることが必要です。
野生の頃と比べると獲物をつかまえて引き裂くなどの必要がなくなったため、歯や口内病気が増えたといわれています。
犬の触覚
犬は全身が毛でおおわれていますが、毛の根本に感覚受容器(変化や刺激を感じる部分)があります。
犬は毛や皮膚を触れ合うことで「やすらぎ」を得ることができるそうです。
確かに愛犬たちが「なでて」と寄ってきますが、私がやすらぎを感じてるように愛犬たちも感じてくれてたんだと思うと嬉しくなります。
そうやって飼い主や兄弟などと触れ合いぬくもりを感じることは、コミュニケーション能力を高めることや、精神的な発達にも大切なことです。
ただ、だからといって体のすべての場所を触られても、やすらぎを感じるわけではなく、【しっぽ】や上にも書いた【マズル】などは、触られることで逆に緊張感を高めることになるので注意が必要です。
犬の足
・足
前足も後ろ足も走ったり歩いたりするための筋肉は発達していますが、複雑な動きをするためには作られていません。
前後には動きますが、人間のように左右に動かすことはできません。
・歩行
犬は「かかと」を着けずに、指先だけで歩行します。
これは【指行性の動物】に区分されます。
この歩き方は、疲れが少なく、速く長い距離を移動するのに適しています。
特にグレーハウンドなど、背中が「弓状」のアーチが走るとき、後ろ足を前に振り出すのに最適な形なため、あれほどのスピードで走れるそうです。
犬のしっぽ
尻尾には次のような役割があります。
・運動のため
体の均衡を保って、舵のように方向転換を助けます。
また、ブレーキの働きもしています。
・防寒のため
体を丸め、しっぽで顔回りを覆うようにすることで保温され、呼吸器を保護することができます。
・コミュニケーションのため
しっぽをブンブンと振ることで愛情を示す姿は毎日のように見ていると思います。
嬉しいなど喜びの表現のほかにも、尻尾を下げて後ろ足の間に隠すことで恐怖や、ピンと立てて警戒など、たくさんの感情を表現しています。
改めて犬の生態を調べると、1度勉強したことがあることなのに、意識することを忘れていたなと思いました。
しっぽだけではなく、耳を水平に下げて近寄って来たり、口回りにしわを寄せたり、勉強しなくても見ただけでわかることもいっぱいありますが、きちんと理由や働きを知ることも面白いことだと思いました。
みなさんが愛犬と、楽しく暮らしていくための少しでもスパイスになれたら嬉しいです。
それでは、また。
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