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【イエイヌ】の生態 どこまで知ってる、愛犬のこと

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どうも、愛犬家の「ちーさん@勉強中」です。

今回は【正式和名 イエイヌ】である犬とはどんな生き物か、ということを書いていこうと思います。

愛犬たちを詳しく知ることで、もっと愛おしさが増すこと間違いなしです。


それでは、いってみましょう。


犬の嗅覚


犬の嗅覚は人間の100万倍といわれています。
生まれたばかりで、目も耳も使えないときから嗅覚だけは発達していて、それで周りの環境を把握します。

でも、実際ワンコと暮らしてどうですか?
うちの犬にポーンとオモチャを投げると、憶測でそちらの方向に走り出して、すぐ隣りにおもちゃが落ちてるのに「どこ?どこ?」と探してる姿を、よく見ます。

そんなとき「鼻を使いなさいよ、鼻を」と思うのですが、犬が嗅覚を使って探そうとしないと、使っていないようです。



また警察犬のように、こういうときは嗅覚を使うと訓練されている場合は、そうやって使うことを学んでいます。
つまりは本気を出してないんですね。

また鼻が長い犬種と短い犬種がいますが、長い犬種の方が鼻が利くといわれています。

犬の聴覚


聴覚も人間より優れています。

私たち人間が聞き取れる振動20Hzから2万Hzなのに対して、犬は16Hzから12万Hzの振動音を聞き取ることができます。


人間よりもずっと高い音が聞こえるので、それで作られたのが犬笛です。
猟などで犬たちを呼び戻すときに使っていたのですが、今ではしつけにも活用されています。

音が聞こえる方向も人間が16方向なのに対し、犬は32方向の音が出た方向を見極めることができます。
それは耳が固定されていなく、前後左右に動かせるためです。

よく顔を上げてピンと立てた耳を、ピクピクと動かして真剣に聞き耳を立ててる姿を見かけますね。


首を左右に傾げて聞こうとする姿が愛しいです


この性質を活かして、アメリカでは1975年に聴導犬が誕生しています。
日本でも1981年に聴導犬普及協会設立しました。

聴覚に問題がある人に、チャイムや火災報知機の音、子供の泣き声などを教えるという任務です。
犬の耳は24時間(眠っていても)活動しているので、危険を知らせることができるのです。

頭が下がります。


犬の視覚


視覚は、優秀な嗅覚、聴覚に比べて劣っています。

人間の視力でいうと、0.3ぐらいだそうです。

また目が正面になく、近くのものに焦点を合わせるのが苦手なため、目の前の20から30cmはぼやけてて、ほぼ見えてないとのこと。
これは、なにかを犬に教えようとするとき、考えてあげなくちゃいけないところだと思いました。


20cmぐらい前にある小さなオヤツをガン見、してるように見えるけど

その反面、遠くで動くもの、投げられたボールなどには敏感に反応します。
そういう性質を理解して、トレーニングしていけたら、もっとお互いに楽しくできそうですね。

また、色彩をはっきり区別できないようですが、かなり暗くても物を見分けることができます。
これは元々、犬は夜行性で、色を見分ける必要がなかったためではないかと言われいます。

ただ、グレーハウンドなどは人間が「視覚狩猟犬」として改良したため、視力に優れいているそうです。

どうだったでしょうか、犬の生態。

視力はあまりよくなくても、優れた嗅覚と聴覚を持っているので、あまりよく見えてないというのを、一緒に暮らしていて感じたことはありませんでした。


これからトレーニングをすることがあれば、色彩で区別する道具を使ったり、手元でなにか教えることは控えて、もっと嗅覚の本気を出せるようなものを考えたいと思いました。

次も犬のほかの生態にせまりたいと思います。

それでは、また。

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