ドリームカムトゥルーの基本

私の施設、ドリームカムトゥルーではABA(応用行動分析学)に基づいて、子ども達の行動の理由をしっかりと理解している職員が一人一人の子ども達の療育をしていきます。

他のデイサービスとどこが違うかと言うと、他の大半のデイサービスは例えば、子どもがお友達を叩いたなどの悪いことをした場合、その子を叱り、叩いた子どもに謝らせて終わります。

ドリームカムトゥルーではどうするかというと、いきなり叱るようなことはせず、まずその子が何故叩いたかを特定し、その理由を考えます(先行刺激)。そしてその行動をした後に何があったかもきちんと確認します(結果)。

子どものする行動を、すべてこのA(先行刺激)、B(行動)C(結果)に当てはめていくことで、何故その行動をしたのかをしっかりと理解し、次に違うことが起きた時どうなるかも含めて、どうすれば子どもが叩かないようになるかを色いろなパターンを検討して考えます。

そして次の利用時に叩くという行動をしないようにもっていくのです。
もちろん、言うのは簡単ですが実際はすぐにやめれなかったり、一時的にひどくなるなどのケースもあります。

ただ、それでもドリームカムトゥルーでは子ども達が普通に家や外でしているような叱って終わりの関わりは決してしません。

それは、子ども達一人一人を本気で良くしたいという私達の思いがあるからです。

ちなみにABAは普通に極めようと思うと最低1か月はかかるので、ここでは最も基本的なABC分析の話を触り程度にしましたが、勉強するととても奥か深いので、もし興味があれば調べてみるといいかもしれません。

とにかく、このABA(応用行動分析学)がドリームカムトゥルーの基本になっています!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?