いま浪人を考えているきみへ


苦悩

皆さんこんにちは。今受験生の皆さんは進路について大変つらい思いをしていると思います。皆さんがどんな時期にこの記事を見てくれてるのかはわかりませんが、受験勉強においてどんなときも苦しくなることはあります。

模試の結果が良くなかったとき、問題がとけなかったときなど、それは様々です。ただやはり、一番苦しいときは志望校を下げるという選択肢が出てきてしまった時ではないでしょうか。
自分の能力不足に気づき、到底かなわないと悟ったときはとても苦しいはずです。そんな皆さんに、私のした選択と私の考え、そして大学生である私からの応援メッセージを紹介したいと思うので、少しでも参考にしていただければ幸いです。

受験勉強

私は、高3の1月まで京都大学工学部を志望していました。勉強内容についても下で話すので、少しでも参考にしていただければと思います。
私が京都大学を志望し始めたのは、高校1年生の時でした。このときから私は河合塾マナビスに通い始め、部活に所属していたため、勉強は平日は19時から一日3時間、休日は5時間程度していました。ただ遊びも欠かさずに息抜きも適度にしていました。このような生活が高3の6月まで続きました。

高2までは模試でC判定をとることができていましたが、高3からはD判定が多くなってきて、京都大学への現実味が徐々に薄れていくのが本当に苦痛でした。共通テスト模試では、B判定をとっていましたが、冠模試では最低評価をとることも多くなり、メンタル的にも弱っていきました。

1月の共通テストが終わり、目標点数である倫政90点(京大工学部は社会の配点が非常に大きかった)をとれず74点、リサーチはD判定。正直二次を出せるほどのメンタルの強さは残っていませんでした。

志望校をかえた決意

関西圏の大学で生活したかった私は、やはり第二希望としていた大阪大学を視野に入れることとなります。
志望校を変えようとしたとき二つの選択肢が思い浮かびました。浪人してでも京大に挑戦するか、それとも確実に阪大に行くのか。幸い阪大はだいたいはA判定だったので自信はありました。

私はその天秤を考えたとき、自分ってそんなに京大にこだわりないんだなと気づきました。京都大学というところに行きたいわけではないんだなと思ったのです。

私は電気電子工学、半導体について研究したいと思っていたので、その分野では日本トップクラスの大阪大学にいくのもいい選択だと思いました。

そんな葛藤期間を経て、わずか一か月で過去問を仕上げ無事合格しました。

浪人しようか迷っているひとへ

多くの人は浪人を視野に入れている人だと思います。そんな皆さんに結局私は受験勉強で何を感じたのか、というのを最後に話したいと思います。
私は浪人するかしないかを決める際で最も大事なのは、自分がやりたいことが明確にあるのかということです。

浪人期間である19歳の一年間は人生においてもとても大切な期間だと思います。だからこそ自分の進路に迷うことも多い期間です。それはとてもいいことだと思います。私も自分の人生についてとても深く考えることができました。

もしも特に明確なやりたいことが決まっていないなら、浪人してでも大学名にこだわるのもすごくいい選択です。浪人するという経験も人生にすごくいい経験だと思います。実際浪人した友人を見ると大人っぽいです。

ただやりたい勉強があるならば、いける大学にいくべきだと思います。特に理系は大学院でいくらでも編入できるので、いける大学でたくさんの友人を作り、楽しい大学生活を送れるはずです。

よく、ネットで「○○大学は面白くない」などというような口コミもありますが、基本そういうのは大学生活を楽しく送れていない人が書くものであるので気にしないでください。結局は自分次第なのです。

今時間がなくて焦っていると思いますが、ゆっくり考えてください。その考えがのちのち自分のためになるはずです。

自分が選んだ選択肢ははずれになることはありません。正解になります。結局大学の運命に惹かれるんです。

浪人を覚悟しても第一志望を目指すと決意した人へ

ここまでの話をきいて、もし浪人を決意した皆さんは、この記事をみるのをやめて、今からでも勉強してください。受かる可能性は無限大です。
現役生の人は最後までのびるというのは、本当です。実際知りあいにも、D判定で東大や京大に受かってた人もいました。
私は実際少し後悔している面もあります。京大に受かっていた自分を想像したりしていました。でも私は、やはり現役で大学にいくべきだと考えたのですが、最後まであきらめない姿勢もとても大事だとおもいます。決してまちがいではありません。頑張ってください!

志望校を下げる決断をしたひとへ

自分のやりたいことに向けて勇気ある選択をした皆さんも、とてもすごいことです。国立なら共通テストまでは、第一志望を貫いてみてください。
志望校をさげるとしてもそこまでに培った学力は、無駄にはならないはずです。考え方をかえれば、そこが第一志望では無ければ、第二志望にも行けるかわからなかったはずです。
努力は裏切ることもありますが、決して無駄にはならないものです。自分の力をしんじて最後までやり切ってください!



おまけ
使っていた参考書
英語:ポレポレ、鉄壁、長文問題集(塾のテキスト)
これで阪大英語は8割取れた。
数学:青チャート、プラチカ
プラチカは解説があまりよくないのでハイレベル完全攻略や、やさ理をつかってもいいかもしれない。本試は6割。
化学:重要問題集のみ
これにすべてが詰まっていると思う。10周はした。本試は8割。
物理:名問の森のみ
本試の相性が悪く半分しかとれなかったけど、過去問では8割安定してたので、ものすごくいいと思う。レベルが問題順に上がっていてとてもいい。


ここまでみてくれた皆さんには感謝しかありません。
もし、大学受験に関する相談や悩み事があったら
以下のメールアドレスに連絡ください。

kansaiaikoukai@gmail.com

最後まで応援してます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?