大みそかのルーティン

子どものころ(1975-1985あたり)、大晦日の過ごし方は大抵決まっていた。

午後7時までに入浴を済ませ、晩御飯を食べながら「輝く!日本レコード大賞」を観、午後9時、「紅白歌合戦」を観る。

レコード大賞収録に参加した歌手が紅白のオープニングに間に合わず、いざ登場の場面では「新人賞受賞おめでとうございます!」などのコメントが司会者から寄せられることは当たり前だった。

そして、午後11時頃になると、戸締りをして、地元の神社に初詣に行き、その足で、自宅から40分ほどの場所にある宇佐神宮(大分県宇佐市)に出かけた。

渋滞と混雑を経て帰宅。

テレビを点けるとたいてい懐かしのメロディのような番組が放送されていた。それを観ながら年越しそばを食べる。

そして、午前2時か3時頃に就寝するというのが我が家の大みそかのルーティンだった。

ということで、初日の出を拝んだことは経験していない。

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