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制作会社への依頼、どうすればいい?

こんにちは。株式会社グレイビートレインの広報担当です。

皆さんは実際に制作会社にデザインの依頼をしたことはありますか?
「デザインを外に依頼する」という経験は意外と少ないと思います。

でも、コーポレートサイトや企業ロゴ、採用サイトなど、会社を表現するコンテンツを作るというのは今後を左右する大事なプロジェクトです。
「作ってもらうには何が必要なのか」「どういう風に相談すればいいのか」初めてだとわからないことばかり。。

そこで今回は、制作会社に依頼するときに頭に入れておくと良さそうなことを、弊社目線でお伝えできればと思います。

1.お金を払う対象が「形のないもの」という不安

製品が手元に届く、というわかりやすい価値ではなく、「デザイン」という形のないものにお金を払うことに漠然とした不安を抱く方もいるのではないでしょうか?

外部へのアピールや企業のメッセージの代弁などの役割を持つ「デザイン」。
それをトータルで考えることは実はとても難しく、成果物としても色々なアプローチ方法があります。
最近では、プロじゃなくてもデザインができるようなツールも増えてきていますが、自分たちでできることは限られていますし、そもそもどのアプローチが有効なのかは判断が難しいです。

そこを経験や実績、繋がりの多いプロに依頼することで、全体を考えてデザインすることができ、かつ、有効的なアプローチがオーダーメイドで行うことができます。

2.価格が高い会社 / 安い会社

いざ、デザインを外部に依頼するとなったとき、インターネットで検索をすれば、本当に様々なWeb制作会社を発見することができます。
その中には、数万円から制作をしてくれる会社もあれば、数百万では足りないという会社もあります。しかし、その中身は何が違うのかを明確に説明しているところはあまりありません。当然、買う側は安いほうが良いはずです。

この「価格差」についての裏側を弊社なりの視点でご説明します。

まず、デザイン制作の過程において、どれだけの人が関わり、どれだけの時間をかけてものをつくりあげているか、ということについて考える必要があります。

ヒアリングから始まり、ゴール設定、課題の特定をした上でコンセプトを策定する入り口の工程。そして、理想を実現するためのサイトの要件定義、設計。
次に設計をもとに、UI・UXを考慮したワイヤーフレームの作成と、デザインの作成。さらにはWeb制作の場合、デザインを実装するためのコーディング、システム構築。加えて検証や引き渡しと、本来かなり多くの工程があり、これらを多くの人数で手分けをしながら行います。

すべてが1日、2日、かつ1人で完結させることで、数万円〜といった価格設定も可能かもしれません。
けれど、時間かけてこだわって丁寧に制作するからこそ、本当にお客様に価値を提供できると弊社は考えます。

そのため、できるだけ「何に」「いくら」かかっているのかを明確にご提示し、納得していただいた上で「これなら安いね」と言っていただけるような仕事こそが、弊社の目指すところです。

3.最初に必要なのは「目的の共有」

制作物によって、制作の過程はさまざまですが、まずどんなプロジェクトでも最初に「目的の共有」という工程があります。

「なんとなくWebサイトがほしいから…」と発注をされる方はいないように、必ずつくることには目指したいゴールがあります。私たちは、まずその目的を共有するところからはじめさせていただきます。

同じ目的を握り合いながら仕事が進まず、お互いが不幸になるケースは、実は意外と多いものです。特に、こんなことならつくらなければよかったとなるような結末には絶対にしたくありません。
もし、Webサイト制作でお声がけいただいても、目的を伺った結果、他の手段が最適であるという結論に至ることがあれば、お客さまに沿った正しいご提案をしていきます。

また、予算がはじめから決まっているケースももちろんあります。その場合は、「決められた予算の中でできることは何か」「予算以上の価値を発揮するにはどうするか」という話もできます。

私たちが目指すのは、お客さまにとっての成果です。

4.「サイト制作」だけではない全体のデザイン

お客さまから目的を伺って、いいWebサイトをつくろうと思ったときに、必ず必要とされるのが、俯瞰した視点と総合的なご提案です。
Webサイトは単体でなにかの成果を上げる万能ロボットではないからです。

たとえば、広告や口コミなどで情報を手にした人が詳細を見に来て理解を深める場合もあれば、すでに情報をある程度得て比較対象をしたい人が決断をするために見る人。この会社に応募をするかどうかを決めるために思想や価値観を知りたい人もいれば、両親に今度就職する会社だよと安心してもらうために見せる人もいるかも知れません。

サイトを見る人が、その前後にどういう行動をとるのか。そこまでセット把握してでご提案することが、本当に価値あるものをお渡しすることだと考えています。

さらに、その前後に必要なサイト以外のクリエイティブも合わせてご提案できるように。戦略のご相談から一緒に話せるパートナーをめざしています。お客さまの会社のデザイン部門さながらに、一気通貫したビジュアルづくりをともに実現します。


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