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3月15日(月)

@channel おはようございます。社長業とは、改めて忍耐強さ(Relentiless)を試される機会が多いことに、神奈川銀行からSMBCへの梯子苦行によって嫌でも思い知らされます。この判子文化、本人出頭の義務、そしてペーパーワークには、まだまだ慣れそうもありません。


さて、本日は「痛みを伴わない変革」です。
鵠沼海岸商店街には、ユニークな経営者が独自の世界観で作り出す魅力的なお店が多く、コンビニやチェーン店、東京からの出資による謎のペットカフェには決して生み出せない価値を創出し、それに惹かれる客の心と胃袋を満たし続けています。この「続ける」という点が特に大事で。続いているお店というのは、それなりの理由があるんだなと、新たにオープンしては閉店していくお店を見ていると、改めて思います。Day’s Kugenuma、通称「DK」もその一つです。


西海岸のダイナーを連想する個人経営のレストランで、地元やサーファーに人気のお店です。味と雰囲気に惹かれ、そのお店に通いだして5年以上が経ちますが、最近色々と変化していることに気づきます。
常連対するプレミアムカードや、毎月変わる特別メニューや店の雰囲気。昔ながらの定番を残しながらも、新しいことに果敢に挑戦している様子が伝わってきます。
おそらく、最近昇格した30歳の若い店長が中心となって色々仕掛けているせいでしょう。昨日も、来月のメニューにアメリカの定番サンドウィッチを考えてるから色々教えてほしいと、積極的に話しかけてくれました。これまでの年配のオーナーは店にも出る機会も減り、あくまで陰で見守るスタンスを貫いているように見えます。


客からの立場でそのお店の全てを理解することはできませんが、少なくともこれまでなかった裁量権によって、店長という立場になった若い経営者、そして彼を支えるメンバーが前よりも活き活きしているように感じられます。
店長やオーナーが変わると、雰囲気が変わって新鮮さは増すが、途端に味が落ちたとか、雰囲気が変わったと、昔からの常連が去っていく。といった類の話はよく聞きます。


変革は、ある程度の痛みは不可欠なのでしょうか?
DKのように、オーナーが一線を退き、下積み時代からレストランを支えた若手のスタッフが中心となり、昔から愛される定番に配慮しながらも、既存の枠を超える新たな取り組みをトライ&エラーを繰り返しながら、果敢に挑戦している。そんな様子を見ていると、新しい風を吹かせながらも、昔からの常連さんにも応援してもらえる「痛みを伴わない変革」が不可能ではないと思えます。
ということで、今週も一週間がんばりましょう!

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