【セルフブランディグ】自分を表すイラストを制作して欲しい!【グラフィッカ制作事例】
制作画
使用ツール:iPad, Procreate
参考ヒアリング時間:6時間
ご依頼について
目的
自己紹介になるツールを作りたい
活動範囲が広く、統合的に自分のことを伝えることが難しい
どの情報や要素を説明すれば紹介になるかわからない
ご依頼背景
これまで整体やまるまる育児など、体に関することであれば幅広く取り組んでいたが、一つの肩書きで表現すると他方の活動が伝わらない状態だった。初めて出会う方々に自分を紹介するツールを作る必要があり、依頼に至りました。
ご依頼者様
高田紗妃様
幼い頃から運動が大好きで 小学校までは男の子と一緒にサッカーを、 中学〜大学まではハンドボールに明け暮れていた。 大学卒業までに7回の手術を経験。 この怪我の経験を活かすことができるのではないかと、大学卒業後はパーソナルトレーナーとして3年半会社に勤めた後、現在はフリーランスとして個人で活動を続けている。
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対談ラジオ
今回の制作を受けて、本人にもgraphiccaの体験や絵について語っていただきました!こちらもご参考ください☺️
制作の流れ
「自分を表す言葉ってなんだろう?」という悩み
高田様が「自己紹介しようとすると、自分が取り組んでいる範囲も一つだけではなくて、どんな風に自己を紹介すればいいか悩んでいるんですよね」と、とある勉強会で話していたところ、偶然参加者の方がgraphiccaを紹介してくださり、依頼に至りました。(その場にgraphiccaを知ってくださった方がいたという、なんという奇跡!)
初回打ち合わせでお話を伺ったところ「やりたいことや進むべき方向性ははっきりしているものの、その全体観を表現するものがない」とお悩みの様子。
ターゲットや表現する場所も定まっていなかったため、完成物はスライドとイラストのどちらが適切なのかも決められませんでした。
そこで、まずは高田様が今考えていることを全て聞き取ることを最初のステップとして取り組みました。
とにかく全て話し切ってもらう
まず、話しやすいところから話してもらったのですが、喋り始めからノンストップで出るわ出るわ言葉の津波。
今に至るまでの道のりや思ったこと、考えていることなど。
学生時代から社会人、そしてフリーランスになってからの経験など、人生丸ごと一個分を話してもらいました。
graphiccaでは話す内容が初めから整理されている必要はありません。
話が横にそれたり、別の話に飛んだりしたとしても、大切なのは表現したいことを全て出し切ってもらうこと。
そのため、graphicca側は話を受けとめることに徹し、話途中のものを強制的に切り上げることを避けています。
このヒアリングは、高田様が自身の考えを整理する良い機会にもなったのではないでしょうか。
話のフレームワークを取り出す作業
内容盛りだくさんな初回ヒアリングを終えて、今度はgraphicca側でまとめる番になります。
まずは、全体のキーポイント、要点を切り分けていきます。
「まる」「体」「つながり」など、全体のエピソードを貫くワードもぼんやりと見える中、コンセプトを対比で表すとわかりやすいのではないかという考えが浮かびました。
高田様が目指していきたい社会、方向性を「まる型社会」と名付け、それと対照的な社会を「さんかく型社会」としました。
お話で出てきたキーワードやエピソードをそれぞれの社会へ分けていきます。
「この表だけでも言いたいことを表してる!」と、高田様からコメントもいただいたのですが、改めて自己紹介用の資料だとすると、高田様の世界観だけでなく、具体的に取り組んでいることも併せて伝える必要があると感じました。
改めて制作物のゴールを話し合い、目指している方向性を表しつつ取り組んでいる活動が表現されているイラストを提案しました。
最後まで言葉の調整は続く
誰にどんなふうに伝えたいか方向性が決まったところで、イラスト制作に入ります。
graphiccaでは「イラスト・スライドは補完物。メインは発表する本人」という位置付けで図解、イラストを制作していきます。
そのため、一気にイラストを完成させるのではなく、下書きを共有して「言葉とイメージを調整する」打ち合わせを行います。
など、最後の最後まで話し合いながらしっくりくる言葉を探していきます。
最終的にはご本人が伝えやすい言葉、イラストに調整させていただき完成に至りました。
RION’s コメント
今回はまさに言葉だけでは説明しきれないことを、図解やイラストを用いてわかりやすく伝えるためのgraphicca事例になったかと思います。
「イラストを見たときに『なんだこれ?』と質問したくなる仕掛けも残したいので、わかりやす過ぎずに6割程度の情報量で大丈夫です」と言われた時には、逆にイラストで全てを伝え過ぎないことも大切なのだと学びになりました。graphiccaで作ったイラストが自己表現の手助けになること、高田様のご活動がより多くの人に伝わることを心から願っております!