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職業訓練校を3週間で辞めた話

職業訓練校に入学するまでの過程はこちらの記事から。


障害者である私と職業訓練校

職業訓練校とは、転職を考えている人や失業中の人が、再就職を目指して技術を身に付けるための施設です。
障害を持ちながら、それを隠し一般枠で働きたいと考えていた私は、職業訓練校に通うことにしました。

コース選び

職業訓練校には、介護、設計、事務などの様々なコースがあります。
私は学生時代にプログラミングの大会に出るなどしていたため、「Webデザイナーコース」を志望しました。
htmlやcss、デザインを学ぶ内容となっており、簡単に卒業できそうだったのも志望した理由です。

書類審査、面接

職業訓練校には定員が存在するため、コースを志望したら全員が入学できるわけではありません。
書類審査や面接を経て合格した人のみ、入学することができます。

書類審査では、経歴や志望動機を聞かれるので、当たり障りの無いことを書いたところ、通過できました。
面接では、基礎的なPC知識などを聞かれ、適当な答えをしていたところ、合格しました。
このあたりの詳細な内容は需要があれば記事にします。

こうして晴れて職業訓練校に通う学生になることができました。

入学初日

学校の場所は新宿近辺。

入学初日、教室には40名ほどの生徒が着席していました。
男女比率は4:6くらいで、20代から40代の方が多かったです。

最初の授業の前に、各々自己紹介をすることになりました。
管理職、バックエンドエンジニア、貿易商、保育士など、様々な経歴を持った人が集まっていました。
私は「引きこもっていました」と正直に答えるわけにも行かないので、「古着屋で働いていました」と嘘をついておきました。

授業の様子

いよいよ本格的な授業が始まリます。
講師がテキストに沿って解説し、それを配布されたPCで実践する一般的な授業の形式でした。
50分ごとに10分の休憩が設けられ、それを3セット繰り返します。
9時に授業が開始され、12時に終わる計算です。
これを半年繰り返して、職業訓練を終えたことになります。

私が職業訓練校を辞めた理由

さて、結果として私はこの学校を3週間で辞めています。
理由は3つあります。
①6ヶ月かけて授業を受ける内容を3週間で自習し、資格も取ってしまった。
私は過去にプログラミングの経験があるので、自習で技術を習得し、資格にも取得できました。
②教室の椅子が硬い。
お尻に肉が無い私は、全くクッション性のない椅子に50分座ることができず、腰痛に悩まされるようになりました。
③50分間座れない。
私はADHDなので50分間もじっとしていられません。

以上のような理由で、せっかく職業訓練校に合格したのに、3週間で退学となりました。

就活へ

「職業訓練校に通うより、就職して研修を受けたほうが、お金も職歴も技術も得られるのではないか」
このように考えて、私はIT業界への就職活動を始めました。
結果は次の記事で。


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