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母親に虐待され、児童相談所に通報されるまでの話

母が病気になり、私を連れて家出した話は前回の記事で。



新しい生活環境

当時7歳だった私は母に連れられ、母の親戚の持っている空き家に住むことになりました。
小学校も転校となりました。
母親は精神科に入退院を繰り返していたため、母方の祖母や叔父に世話をしてもらうことが多かったです。

育児放棄

母親はたまに精神病棟から退院してくることがありました。
しかし病気が治っているわけでは無いので、一日中寝たきりでした。
私は自分でご飯を作るしか無いので、適当に自炊していました。
学校に行かなくても怒られなくなったので、不登校気味になっていました。

無理心中

母親が精神病棟から退院してきた日、夜に母は酒を飲んでいました。
夜10時頃、先に寝なさいと言われた私は、先に1人で寝ることにしました。

夢の中でうなされていた私は、苦しさとともに目が冷めました。
すると私の首には電気コードが巻かれており、横を見ると倒れた母親と大量の薬の空袋が転がっていました。
あとから聞いた話だと、母は無理心中しようとして私の首を締め、ODしたそうです。
そして私が寝言で「くるしい」と言ったから、ギリギリで殺すのを辞めたそうです。

この時見た夢ははっきり覚えているので後で記事にします。

病院へ

当時8歳だった私は、ひらがなのみですが、ガラケーでメールを打つことができました。
なので、倒れている母のガラケーを使って親戚にメールを送りました。
内容は「おかあさんが、はいて、たおれた」だったと思います。

しばらくすると救急車が来て、母親は運ばれて行きました。
私は親戚の車で病院まで同伴しました。

虐待の痕跡

人は本気で首を締められると、首に跡が残ったり顔に内出血の斑点ができます。
私は病院に行くと診察や事情聴取のようなことをされましたが、その過程で虐待が病院側に知られたようです。
その結果児童相談所に通報され、二度と母親と暮らすことはなくなりました。

児童相談所に入所する話は次の記事で。


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