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新規就農スケジュールをつくろう

お疲れ様です。

今日は休憩時間に自分の就農スケジュール作成を進めました。

就農したい!となるとすぐにでも始めたくなるし、「農地?農家さん減ってるんだから余ってるんじゃないの?」「お金は補助金でなんとかなるやろ!」みたいな根拠のない謎の自信に満ち溢れがちですが、実際のところ以下のように様々な障壁があります。

  1. 農地を借りるための条件をクリアする

  2. 借りられる農地を見つける

  3. 金銭的問題(補助金が交付されるための条件)をクリアする

  4. 技術を身につける

なかなか大変そうですね。

1.農地を借りるための条件をクリアする

1については、条件を設けていない自治体もあるかと思いますのであくまで一例ですが、例えば神戸市では、そもそも農地を借りるための前提条件として次のような条件をクリアする必要があります。

行政又はそれに準ずる機関の就農研修等を原則1年間以上(1,200時間以上)受講いただく必要があります。

神戸市HPより

2.借りられる農地を見つける

2については、前述のとおり「農地って余ってるんじゃないの?」と思いがちですが、(勿論場所に寄りますが)農地はそんなに簡単に借りられないんす…まず、空いている農地を探すだけでもいろいろなツテを辿らないと大変です。そもそも、空いてる農地が耕作に適しているのか、水はあるか等の問題もあります。

 3.金銭的問題(補助金が交付されるための条件)をクリアする

3については、充分貯蓄のある方は必要ないのですが、そうでないと補助金に頼ることになります。詳しい説明ははぶきますが、農業次世代人材投資資金という制度の就農準備資金(いわゆる「準備型」)では、以下のとおりとなっています。

都道府県が認める道府県の農業大学校等の研修機関等で研修を受ける就農希望者に、最長2年間、月12.5万円(年間最大150万円)を交付します

農林水産省HPより

いろいろと要件はあるのですがここでは説明を省きます。農林水産省のHPをご覧ください。

https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html

4.技術を身につける

4については、もはや少しずつ身につけていくしかないですよね。私も頑張ります。

ここまで読んでくださった方、「ん?要は研修機関で勉強しながら補助金もらえばなんとかなるんじゃない?」って思いませんでしたか?私もそう思っていました。

でも実際は、なかなか厳しいもんです。

3の補助金については、1年以内に原則49歳以下で独立・自営就農又は雇用就農しなかった場合、返還しなければなりません。つまり、独立就農の場合、2の問題がクリアできなければ就農できず、お金を返さなければいけなくなります。
そしてこの1〜4までの中で、私が思うに一番大変なのが2の農地探しです。ハメ技やん。

私も農地探しについては絶賛苦戦中です。
これについてはまた、近況と活動報告をさせていただきたいと思います。

さて、これらのスケジュールについて、分かりやすいようにまとめてみます。

こんな感じになりました。ここがおかしいってところがあったら教えてください。

何はともあれ、いくつもやることがあるのでやるべきことを表にまとめておくと振り返りやすいし便利ですね。

ひとまずはこのスケジュールにそって頑張って動きます!

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