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第14回クラシックギターサマーセミナーin原村受講生・聴講生 募集中!!

2024年8月23日(金)~25日(日)2泊3日

会場:グリ-ンプラザホテル原村(長野県諏訪郡原村八ヶ岳美術館隣)
住所:長野県諏訪郡原村中央高原17217-2821 TEL:0266-74-2041 Fax:0266-74-2188

サマーセミナーの目的・趣旨
クラシックギターの魅力を再認識してもらうことから故稲垣稔氏(2013年6月26日没)と共同で2007年にスタートしました。クラシックギターが持っている「無類の美音」を心耳で聴き、その素晴らしさを一人でも多くの方に伝えていこうと開催しております。

参加資格:初心者からプロ志望までレベルを問わずご参加いただけます。

■特別ゲスト講師陣
特別ゲスト講師:荘村清志先生

2024年にデビュー55周年、喜寿を迎える荘村清志は実力、人気ともに日本を代表するギター奏者として近年ますます充実した活動を展開している。9歳からギターを始め、父・荘村正人と、後に小原安正に師事する。1963年、来日した巨匠ナルシソ・イエペスの歓迎演奏会で氏に認められ、翌年スペインに渡りイエペスに師事。同時期にスペインに滞在していた岩崎洋に音楽理論も学ぶ。1967年イタリア各地で18回、翌1968年にはミラノなど22都市でリサイタルを開き、各地で好評を博す。帰国後、1969年の日本デビュー・リサイタルで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得る。1971年にイタリアで開かれた世界青少年協会国際フェスティバルに日本代表ギタリストとして参加し、この成功により北米各都市で28回にのぼる公演を開き、国際的評価を確実なものにする。1974年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍、日本全国にその名と実力が知られることになった。1977年と1980年に再びスペインに渡り、イエペスのもとでさらに研鑚を積み、ヨーロッパ各地でコンサート活動を行なう。以後、リサイタルや、日本の主要オーケストラとの共演で活躍を続けている。99年マルク・グローウェルス(フルート)、2001年グローウェルスと、インマ・ゴンザレス(カスタネット)との共演、2004年女優の岸田今日子とのコラボレーションによる《ギターと朗読の庭》のツアーを行い、カステルヌオーヴォ=テデスコの「プラテーロとわたし」をメインにした内容が好評を博す。05年にはCD「郷愁のショーロ」をリリース、アコーディオンのシュテファン・フッソングをゲストに、猿谷紀郎の委嘱新曲と新アレンジを含む意欲的なアルバムで、東京や大阪で記念コンサートを開催するなどギターの魅力をさまざまな形で伝えている。07年にはNHK教育テレビ「趣味悠々」に講師として登場し、改めて日本ギター界の第一人者としての存在を強く印象づけた。08年ミラノ弦楽合奏団の日本ツアーにソリストとして参加。同年ビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演。「アランフェス協奏曲」を録音し、09年にCDをリリース、また同団との日本ツアーを行い好評を博した。14年デビュー45周年を記念して東京にて大友直人指揮東京都交響楽団と協奏曲3曲を演奏。2015年10月にはイ・ムジチ合奏団と共演、レコーディングを行い、ジュリアーニ、ヴィヴァルディのギター協奏曲を含むアルバムが16年1月にリリースされた。17年から20年にかけてギターの様々な可能性を追求する「荘村清志スペシャル・プロジェクト」(全4回)に取り組み、注目を集めた。さだまさしとの共演、またcoba、古澤巌、錦織健と共演したガラ・コンサートではジャンルの垣根を越えたコラボレーションが話題となる。最終回ではcobaに委嘱したギター協奏曲も演奏し、好評を得る。19年はデビュー50周年に当たり、初のバッハ・アルバム「シャコンヌ」もリリース。20年には朝日新聞の連載「人生の贈りもの」をまとめた書籍『弾いて飲んで酔いしれて ギターとともに50年』(吉田純子編著)を出版。CD録音も継続的に行っており、22年にはcoba編曲による世界のポップス名曲選「ゴットファーザー~愛のテーマ~」をリリース。現代のギター作品を意欲的に取り上げるだけでなく、日本人作曲家に多数の作品を委嘱、初演するなど、ギターのレパートリー拡大にも大きく貢献している。特に武満徹には74年に「フォリオス」、93年に「エキノクス」を委嘱、77年荘村のために編曲された「ギターのための12の歌」を初演・録音、96年には「森のなかで」を全曲初演している。
16年は武満徹没後20年に際し、同氏のギター曲を各地で演奏し好評を得た。
現在、東京音楽大学特任教授。

特別ゲスト講師:大萩康司先生

©︎SHIMON SEKIYA
高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。1998年ハバナ国際ギター・コンクール第2位、審査員特別賞受賞。その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。ギターを萩原博、中野義久、福田進一、キャレル・アルムス、アルベルト・ポンセ、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、ソルフェージュを山田順之介、リュート、テオルボ、バロック・ギターをエリック・ベロックの各氏に、室内楽をラスロ・アダディ氏に師事。2003年ワシントン·ケネディ·センター初公演でインターネット全世界同時配信、2005年キューバ音楽見本市「CUBADISCO2005」に邦人クラシック·ギタリスト初出演、2010年国際交流基金によるカナダ5都市ツアー、2014年モスクワ、台湾、コロンビアでの国際ギターフェスティバル、日・玖国交400年記念事業公演、2015年セイジ・オザワ松本フェスティバルではサイトウ・キネン・オーケストラに参加し、ベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏、など国内外で活動を展開。2019年には台湾国際ギターフェスティバルにソリスト&マスタークラス講師として参加。「NHKトップランナー」「スタジオパークからこんにちは」「クラシック倶楽部」「ららら♪クラシック」「情熱大陸」「題名のない音楽会」「たけしの誰でもピカソ」等メディア露出も多数。近年では2019年夏にNHK交響楽団(井上道義指揮)と「アランフェス協奏曲」を演奏し好評を博したほか、ラ・フォル・ジュルネTOKYO、セイジ・オザワ松本フェスティバル、霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等の代表的な音楽祭に定期的に招かれている。Hakujuホールにおいては2015年から3年間、セルフプロデュース「ギターと声」で波多野睦美との共演によるC=テデスコ「プラテーロとわたし」全曲演奏(2016)や権代敦彦作曲「愛と死」のヴォーカルアンサンブル”ヴォクスマーナ”との世界初演(2017)などを展開している。2020年にはデビュー20周年を迎えた。デビュー以来20枚のCD、2枚のDVDをリリースしており、最新の録音はオーボエ広田智之との「Cantilene」、セルフレーベル第二弾ヴィラ=ロボス作品集「メロディア・センチメンタル」をリリース。第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学、大阪音楽大学各客員教授。使用楽器は1962年製R.ブーシェ

レギュラー講師:田口秀一

金平政彦・順江夫妻、兼古隆雄、小原聖子各氏に師事。和声を清水環氏に師事。スペインはアルコイにてJ.L.ゴンサレスに師事。O.ギリア、L.ブローウェル、A.ディアス氏等のマスタークラスを受講.B.ダベザックマスタークラスファイナルコンクール第2位。パリ・エコール・ノルマル音楽院にてR.アンディア、A.ポンセ師事。86年ソロと室内楽にて演奏家ディプロムを取得。(公社)日本ギター連盟正会員、大阪国際音楽コンクール審査員2005年新国立劇場主催:ロッシーニ/セビリアの理髪師 オペラに東京フィルハーモニー交響楽団と共演 。2007年より第1回蓼科高原サマースクールを故稲垣 稔氏と共同で立ち上げる。2012年より(株)ギタルラ社ギター教室講師。重力奏法を基盤にした「ギターメトード基礎」現代ギター社より出版。 2013年立正大学子ども教育福祉学科非常勤の勤め12年間を終える。2014年隔月クラシックギター専門誌「ギターの友」にギターにおける重力(量)奏法の軌跡を連載。信州原村にてサマーセミナーとして継続主宰。
2016年「ギターメトード基礎Vol.2」を㈱現代ギター社より出版 
2023年6月稲垣稔没後10年追悼コンサートを主催

■受講生募集人数:18名                     
■受講費:60,000円(後日振込先をご連絡いたします。)(宿泊費、朝夕食2回、公開レッスン40分各2回、講話『デビュー55周年、喜寿を迎える荘村清志先生を迎えられギターの歩み』ついてお話を頂きます。『腕の重みを活用して』講師田口秀一、講師コンサート、有志による発表会、記念品、賞状)ただし昼食代は、含まれていません。別途かかります。
聴講の場合
*8月23日(金)19:30~講師コンサート入場料3,000円   
        田口秀一、荘村清志先生、大萩康司先生、 
*8月24日(土)14時~講話『デビュー55周年、喜寿を迎える荘村清志先生のギターの歩み』講師:荘村清志先生 聴講料2,000円、
*8月24日(土)15時~受講生コンサート入場無料
*8月24日(土)19時15分~20時15分『腕の重みを活用して』講師田口秀一参加費2,000円
*レッスンを聴講:全日通し券3,500円、一日券1,500円
  

申し込み方法:下記の項目をご記入返信ください。
氏名、住所、電話または携帯番号、メールアドレス、年齢、性別、音楽歴、受講曲(2~4曲程度)、今回のレッスンで習いたこと、受講したい先生の組み合わせ第一希望、第二希望をお知らせください。
*全講師にレッスンをご希望の場合は、ご相談ください。(ただし、希望通りならないこともございますので予めご了承ください)

申し込み締め切り:8月上旬まで
お問合わせ先:音楽工房グランソノリテTel&Fax:042-502-6264(田口)
studio-grandsonorite@jcom.home.ne.jp 
http://studiograndsonori.wixsite.com/grandsonorite

後援:(株)ギタルラ社、(有)絃楽器イグチ(公社)日本ギター連盟

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