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グランマが旅で見つけたお気に入り・蚤の市編(2)

 私は生来慌て者で、がさつです。それは年齢を重ねても克服されず、今でもよく失敗してしまいます。

 さて、娘と行ったヴァンヴの蚤の市で、苺が描かれた古いお皿を見つけました。2人とも蚤の市に慣れていない頃だったので、店の人に勧められ、値打も分からず、値切ることもなく購入。いそいそとバッグに入れようとした途端、なんと私はお皿を落としてしまいました。買ったばかりのお皿は真っ二つ。帰国後、接着剤で何とか修復したものの、自身でも呆れるほどのがさつさです。このお皿は飾り用にしています。

 縁取りの水色が気に入って買った石鹸入れは、洗面所に置いて旅先のホテルから持ち帰った小さな石鹸を入れて使っています。

 カルバドスはノルマンディ―地方で造られるリンゴのお酒です。そのお酒の名前が書かれた緑色の可愛いお皿は4枚組でした。朝食やおやつ時のヨーグルト入れに使用。孫たちにもちょうどよい大きさです。

 赤と青でバラが描かれたピッチャーは、絵柄も丸い形も大好きな一番のお気に入りです。大事にしすぎて上手に使いこなせず、サイドボードに置いて眺めているだけ。却ってもったいないと思っています。

 毎回買っているのが、直径20cmのお皿。このサイズが一番使い勝手がよく、私はパン皿として頻繁に使用。たった1ユーロで買ったものもあります。

   他にも様々なものを購入。バラやカーネーションなどの花をモチーフに彫られた古いゴム印を押すと無地の封筒もおしゃれに変身。たくさん並べられた中から選んだボタンはアクセサリーや手芸用に。こんな風に、蚤の市には毎日の暮らしを楽しくしてくれるものが、いっぱいあります。

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