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私の事

小学生3年生くらいだったと思うけど、妹とお留守番を頼まれていた時、祖父がドライヤーを買い物に行くが行かないかと誘ってくれた。もちろんお留守なんかより買い物に行きたい。
妹を置いて買い物について行った。

帰宅すると母に猛烈に怒られた。
もちろん、約束を破った私が悪い。
何か用事があって私に妹を見ていてほしかったらしい。その時、もう私の存在意義は親の顔色を伺って、先回りして役に立たないと家にいる意味が保てないんだと思った。

それから、母の動きを見てやっていない所に手を出し手伝って母親が怒るのを阻止する生活が始まる。
早くこの家の仕組みから出て、自分の好きなことをしても良いと認めてくれる、意見の合う人と話をしたかった。

今考えてもその当時から早く大人になりたかった。妹の障がいの理解をしてくれる大人と話したかった。友達に話しても同じ境遇では無い友達ばかりで理解は示されない。だから、障がいのある普通学級に通う同級生とよく一緒にいた。

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