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【中学受験】緊張ママのドタバタ入試体験記⑨終わりのはじまり

こんにちは。ひろママです。
2024年娘の中学受験を終えました。
入試までの道のりをnoteに残しています(*^_^*)
前回の体験記はこちら↓です。




いざ関東受験へ

第1志望には合格しましたが、娘はもう一つの第1志望、関東チャレンジ校に挑戦します。こちらは娘にとって初めて中学受験を意識した学校です。夫の仕事の関係で関東引越しも考えられたので、当初から関東校を受験する予定をし準備してきました。

2月1日の統一日前日に関東入り。ホテルへ向かうまでの電車内の早アカの広告《君には昨日までの自分がついている。桜より先に咲いてやろう》を見ているだけでウルウル。
立ち寄ったスーパーでは合格祈願絵馬が張り出されていたり、受験生応援ムード満載でした。

2月1日、朝の電車には各学校へ行く受験生と親御さんのペアが沢山いました。関東受験の雰囲気は、関西、東海ともまた違う。受験人口が多いからでしょうか。多いけど1人1人にドラマがあるんだよな。としみじみ。

学校へついて送り出す時は、《最後の最後の中学受験。思いっきりやってきてね!》と伝えました。

送り後私は迎えの時間まで一旦ホテルに戻ることにしました。ホテルで休憩しているとふと、色んな想いが巡ってきました。娘のこと自分のこと家族のこと、今日で終わる中学受験生活のこととこれからのこと。今感じることをノートに書き出して自分の気持ちを整理していました。そこで出てきた想いの1つに《この中学受験を伴走した体験を何かに残したい・試行錯誤しながら娘をサポートしたことが誰のお役に立てればいいな》が出てきました。この時浮かんだ想いがこのnoteを始めるきっかけに繋がっています。

ノートに書きながらふと窓の外を見るとさっきまでの雲に隠れていた富士山が顔を出していました。めでたい。まるでこれからを応援してくれているような気分になりました。

娘を学校まで迎えに行きました。
入試会場の受験生の多くが急ぎ足で午後入試へ向かう様子。関東入試は今日、明日、明後日と続く。そんな姿に《中学受験生がんばって!!!》と心から願って私たちはそのまま帰路につきました。

娘は翌日から小学校へ登校。帰宅後に関東校の合格発表を一緒にネットで確認しました。
《桜咲く。合格!》を頂きました。チャレンジ校の合格、正直びっくりしました。

娘は入試を受ける度に度胸がついていったのか、受験に挑む体制を整えていったのか、入試の回数を重ねる度に自信のレベルが上がっていったように思いました。チャレンジ校に合格できたこと。これからの自信につながったことと思います。


終わりの始まり

小4夏からスタートした中学受験。親として幾度となく受験をやめた方がいいのでは、と思ったことや、モヤモヤすることも多かったです。ですが、終わってから思うことは、1つの経験として中学受験をして良かったと感じています。これは親としての意見で、子供が渦中の出来事1つ1つにはどう感じていたかは分りませんが、きっと何かを得た体験として心に刻まれていくことと信じています。受験を通して娘とぐっと深い話もしました。受験をしていなかったらしていなかったぶつかり合いもありましたが、どう感じているのかどう思っているのかを《深く考えて向き合えた時間》は貴重でした。娘の目標に向かって親がサポートするという体験をさせてもらえて、(終わってから思うと)かけがえのない時間でした。

現在、娘は中学校へ通い出し3ヶ月が経ちました。合格して終わりではなく、そこから中学生活が始まっています。小学校までとは違うことが沢山、進学校へ入学したので大変なこともあるようです。またこれから起きる出来事、出会う人々、全てが経験につながり何かを学びながら成長していくことだろうと思います。私自身も子供に負けないように挑戦と成長を体現していきたいです。

長い長い入試体験記をお読みいただき、本当にありがとうございました!
この激動の入試期1ヶ月を書いて残しておきたかったんです。お付き合いいただき感謝です。これから中学入試を迎える親御さんに何か感じていただけるものがあったなら嬉しいです。

緊張ママのドタバタ入試体験記 完

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