DANZEN! ポメラニャー
同志Aからのお題:UFO
犬ながら猫のような響き。「ポメラニアン」の「ニアン」がうまく言えない小1の娘は、この愛くるしい小型犬種を「ポメラニャー」と呼ぶ。曰く「ポメラニャー大好き」「ポメラニャー買って」。
私は幼稚園生のころ、犬に噛まれた(ひっかかれた?)ことがトラウマとなって、オバケのQ太郎と同じく犬が大の苦手。通りの向こうから大型犬が歩いてきたら、目先はくらくら、負けそう負けそう。でもポメラニャーなら、国交正常化できるかな。微かな希望。
悪ノリして「UFO戦隊 ポメラニャー」なる架空のスーパー戦隊ヒーローを考えた。語尾の「ャー」しか合ってないけどね。パステル調のゆるゆる5人組。のほほん感全開で、悪い奴らの「ヘッヘッヘ」なやる気を削ぐ。みんなのちからをあわせて、ちきゅうのへいわをまもるのだ。
「ポメラニャー参上!」と変身の決めポーズを披露するも、娘は「うちゅう戦隊…何だったっけ」と素気ない。だって勇ましい戦隊よりも、清く正しく美しいヒロインに心ときめくんだもの。隙あらば、歴代の「プリキュア」を動画配信で無限ループ再生中。私まで主題歌の一つ「DANZEN! プリキュア」を覚えてしまった。
序盤の「♪プリティでキュアキュア」のメロディーは、
ピンク・レディー「渚のシンドバッド」の「♪アアア アアア」へのオマージュだろうか。憎いね。作曲は「お嫁サンバ」や「おしりたんてい」主題歌の小杉保夫先生。
時はすでに21世紀。プリプリでキュアキュアな少女が年頃になった時「地球の男に あきたところよ」と言って、宇宙人彼氏を連れてくる日が来ないとも限らない。結納は地球か、式はあちらの星か。いやいや相手は透明人間かもしれませぬ。ニャーどうする。父の無駄な妄想は光速を超える。
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