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マイナこまっちゃうナ

同志Aからのお題:カオス


出るわ出るわ。マイナンバーカードをめぐるトラブルが後を絶たない。人為的なアナログなミスもあれば、顔認証などデジタルな技術的な欠陥もあり。さすがのお上も少しはアクセルを緩めるかと思いきや、やめられない、とまらない(とめられない)様子。もしや「新幹線大爆破」や「スピード」のように、ゴリ押し普及の“速度”を落とすと爆発するとか?

任意で無料の身分証明書の発行のために、アメを配り、ムチを打つ。ここまで躍起になる裏には、きっと真の狙いがあるに違いない。国民の資産情報を把握するためか、よほどおいしい利権が存在するのか(両方か)。

♪君の地球が 君の平和が 狙われてるぞ

耳を澄ませば、ささきいさお大王が歌う「大空魔竜ガイキング」(作詞:保富康午、作編曲:菊池俊輔、1976年)の出だしが聞こえてくる。しかも替え歌で。

♪君の資産が 君の履歴が 狙われてるぞ

宇宙の侵略者「暗黒ホラー軍団」を迎え撃つ、われらが大空魔竜ガイキングは頼もしい。
♪渡しはしないぞ 君の未来
♪守ってみせるぞ 君の父母

しかし、リアルの世界は自分で自分を守らねば。作りません勝つまでは。

一本化、紐付け…マイナカードは、暗黒ホラー軍団の必殺技のような「すべてを吸い込むブラックホール」と化している。

公金受取口座、健康保険証、母子手帳、運転免許証、障害者手帳、年金手帳、在留カード、接種券、医療費助成制度受給者証、ハローワークカード etc…。

マイナカードには、行政だけでなく民間事業者も利用できる「拡張利用領域」もあるという。一体何が爆誕するのやら。キメラでカオス。「混ぜるな危険」で、ある意味ホラー。

ギャオスとガメラなら、くんずほぐれつの大勝負が見られたのに、デジタル庁の「ぼくがかんがえたさいきょうのカード」には、リスク満載の黒い穴がぽっかり開いている。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のキッズ向けサイトにこうあった。
ギモン「ブラックホールが消えてなくなってしまう事はあるんですか?」
答え「ブラックホールは最後には、大爆発をして消えてしまうのです」

やはり爆発は避けられぬ運命か。
マイナはないな。



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