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初めまして、グランドデザインです

はじめまして、グランドデザイン代表ディレクターの西克徳です。
いよいよnote版グランドデザインページを始めるので、そのご挨拶とこのnoteの概要を書き記しておこうと思います。
ちなみにデザインと言ってもいろいろありますが、弊社はブランディングやコミュニケーションを主にデザインしています。
説明するより見てもらうほうがわかりやすいと思うので、下記リンクをご覧ください。

会社のみんなの頭の中の共有の場として。
そしてブランディングとデザインの集合知を紡いでいく。

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弊社の文化は「つよく」「やさしく」「おもしろい」としています。ご存知の方はいらっしゃると思いますが、これ『ほぼ日』のものそのままです。(しかも未承認!)

なぜ堂々と拝借したかについては、長くなるのでいつかnoteに書きますが、それはただの長い言い訳になるかもしれません。まぁ、そんな僕らは、5~6年ほど前からほぼ全員参加で「自分が前からやりたかったこと」をみんなに共有し、会社公認の上で行う『自主プロジェクト』を行っています。このデザインという仕事、やっていることはまぁまぁ大変で、その上実力主義で弱肉強食でもあります。でもそんな大変な仕事に携わろうと思ったのにはみんな必ず『動機』があってその動機ってすごく大事だよね、忘れちゃいけないね、ってことが発端です。

内容は各自バラバラ。写真を追求するものもいれば、アウトドアを追求したり、イラストを追求し個展を繰り返す者、きのこ好きが高じて「きのこマスター」を目指す者、自転車レースのブランドECサイトを作ったものもいます。和菓子アートをインスタで始めたゆきさんは、スタバとのコラボなんかもやったりしていて、なかなかおもしろい展開になって興奮したこともありました。最近一児の母になったんですけどね。この『自主プロジェクト』についても話すと長いので、近々「デザイナー成長のジレンマ」的に思わせぶりなタイトルでまとめてみようと思います。

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さて、このnoteの本題はここからで、その個人プロジェクトの副産物として社内での『共有会』なるものが生まれました。この共有会は月に1~2回ほど、ずっと金曜くらいに行っていたのですが、これが楽しいながらも、まぁまぁの高カロリーでして(笑)
朝の10時半からはじめたとしても、1人が1時間ほど話したら、そのあとみんなで盛り上がるとあっという間に一時間半。これを2人行うともう午後です。でもこれじゃ1月に4人しか共有はできませんから、18人いる弊社では1周するのに5ヶ月かかる計算になり、これじゃ共有内容も濃くなりすぎます。よって1回の共有会のメンバーを3~4人とし、3ヶ月ほどで1周することにしましたが、結果1回の共有時間が結構な長時間になることになります。
これ、大変ながらも面白く、共有会のあとは心なしか社内も賑やかになり、空気が活性化するので、騙し騙し続けてはいたのですが、プレゼンがその日の午後や翌週に迫っていたりすると、それもなかなかの時間のロスで、悩み事だったりしました。だって話が盛り上がりすぎるといけないという自制心が生まれてきて、話が盛り上がりそうになると、クールダウン。おもしろいと思っては、発言を自制。。これって何とかならないものかと、思っていたのでした。

そんな中、新型コロナ禍で弊社もテレワークを始めることになり、共有会自体も数ヶ月ほどストップしていたのですが、あちこちから『共有会』再開の声も多く、弊社のとてもいい文化だと自負もあったので、いっそのこと『note版共有会』へ移行し、社外へも公開しちゃうのはどうだろうというアイデアに達しました。その方が「おもしろい」かなと思いまして。やっぱ「おもしろい」って大事です。デザインに関心のある人が読んでくれて、このまかないの場が『デザインを話し合う場所』のような発展をすると最高だなぁと思って。これが今一部で言われている『ソリューションからトランスフォーメーション』なのかもしれません。


ジュニアからシニアまで、デザイナーの記事が毎月18本。

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ルールとしては、18人が毎月1本書いていきます。毎日投稿すれば、ほとんどの平日が埋まる計算。書くメンバーは今年入社したばかりのジュニアから、50歳を超えるシニアまで。インターンをしてくれている若者にも是非書いてもらいたいなと思っています。

弊社は基本全員がデザイナーです。正確な肩書ならばデザイナー・アートディレクター・クリエイティブディレクターということになりますが、それもデザイナーのキャリア違いと思ってもらえれば間違いはありません。そして中には僕らの世話役をしてくれているマネージャーも1人います。世話役と言っても企画会議なんかにも入ってもらっているので、一般業務をしてる人とクリアイティブのハーフ的な目線を持っていいます。また北京や上海、香港でのデザイナー経験豊富なメンバーもいますし、中国籍(台湾・中国)のメンバーも東京に3人います。彼ら彼女らは自国を出て日本語を使って仕事しているだけでも尊敬に値しますが、noteを日本語で書くとなると流石に時間がかかりすぎると思うので、中国語で書いてもらうつもりです。みんな日常会話では何の問題もありませんが、そこそこの文章となると文章での表現力が問われます。それにnoteを読んでいる中国人も少しはいるはずですから、それもチャレンジとしては面白いかなと。みんな背景の違う国籍の人たちのクリエイティブの声って聞くことも少ないかと思うわけで、それも面白いかもと思っています。

それに、こういうのって目線が高いこどだけがいいことではないと思っていて、一つの事柄を見る角度の違い、それぞれの成長プロセスにある等身大の考えや悩み、若い世代なりの新しい突破口などが共有されていくことが面白いし、シニアだって変化していくことが大事なのですから、今までの考えを見直したり、今という時代に自身がにつけてきたスキルをどう適応させていくといいのかなど、考えはじめたら無限の可能性を秘めているように思えてワクワクします。
だから『note版共有会』の内容は、個人プロジェクトに関することのみではなく、仕事のこともあるし、それにまつわる悩みや、苦しみも混ざることもあると思います。それに弊社のWebに載せるようなニュースも混ざるのかな。オープンであること、共有できることは僕らの行動指針と言っていいとさえ思っていますから、むしろなぜ今まで『note版共有会』を始めなかったんだと今になって思っています。流石にクライアントとの守秘義務のある内容は公開できませんが、我々がプロジェクトや仕事を通した等身大の学びなど、たまには凄く役に立つ内容が共有されると思うので、楽しみにしていてください。noteを通じてデザインに興味のある全ての人と話しあったり、繋がっていけると楽しいなと思います。

グランドデザインってこんな会社


ここまで読んでくださってありがとうございます。最後になりましたがグランドデザインとしての自己紹介をしておきます。弊社は東京・上海に拠点を置くデザイン会社で、ブランディングをベースとしたコミュニケーション、パッケージデザインなどが主な仕事になります。仕事内容はwebで見ていただくとして、その他はこのnoteやTwitterを見ていただければどんな会社かだいたい想像がつくと思います。

【AWARDS】
2020:Red Dots AWARD
2017:Pent Awards /Silver
2015:55th ACC/ Finalist ,
    68th 電通広告賞/ Excellence Prize
2014:Pent Awards/ Bronze
2013:PENT AWARD/ Bronze
2009:日本パッケージデザイン賞 / Excellence Prize
2007:東京アートディレクターズクラブ/ Finalist
2006:84th Art Directors Club (New York) Finalist
2005:読売広告賞 Bronze
2004:82nd Art Directors Club (New York) Distinctive Award
    日経広告賞 / Silver
2003:81st Art Directors Club (New York) Finalist
    The Midsummer Award Finalist (by commercial film)
2002:80th Art Directors Club (New York) Finalist
    東京アートディレクターズクラブ/ Finalist
     東京タイポディレクターズクラブ/ Finalist
2001:79th Art Directors Club (New York) GOLD/Distinctive Award
     東京アートディレクターズクラブ/ Finalist
2000:Typo Directors Club (New York) Finalist


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