書くチャレンジ | 中間振り返り

さぁ、苦手な振り返りの時間です。今までのわたしなら、頑張ってここから文章を書き始めたと思いますが、2週間書くチャレンジを頑張ったので、そこで得た反省を生かしたいと思います。

まず、振り返りの方法を調べました!笑

世の中、たくさんの方が効果的な振り返りについて研究しています。これを使わせてもらわない理由がない。ということで、今回はKPT法を採用しようと思います。通常複数人のチームで行う振り返りの手法ですが、シンプルなので個人的にも使えるかなと思って選びました。


KPT法とは


KPT(A)はプロジェクトのハイライトや問題点を可視化することでプロジェクトを振り返り、チームが次のステップを策定するのに役立つ非常にシンプルな手法です。アメリカのコンピュータ科学者であり、アジャイル開発の先駆者であるアリスター・コックバーンが考案したもので、今ではアメリカ以上に日本で普及しています。

Keep:良かったこと、続けたいこと
Problem:問題、うまくいかなかったこと
Try:次にやってみたいこと、Pに対する解決策
Action:Tryの中から特に取り組むことを選び、具体的なTodoに落とし込む

振り返りに活用できるフレームワーク5選より

 

 この方式に従って、振り返りを進めていきたいと思います。

 

◎KEEP よかったこと、続けたいこと


<「書けるとき」の生産性は、「書けないとき」の2倍以上>
肌感なので定かではないですが、なんというか、筆がすすむときというのは、ある感じがします。実際、2日に1回の投稿と決めましたが、毎日書いていたわけでも、投稿直前に書いていたわけでもなく、ある程度まで書けるときに書いて、ストックとして持っていました。

いいのか悪いのかはわかりませんが、「いつでも書ける」力がないことは明らかなので、書けるときに書いて、ストックして持っておくのはいまのわたしにはあっている方法だと思います。
 

<章立て大事!!>
構成というべきなのでしょうが、わたしの書いていることは、論理的に組み立てられた構成ではなく、好きなものについて書いていくための項目に近かったので、章立てと表現します。

かなり認めたくなかったことですが、認めざるを得ないくらい実感しました。わたし、論理的思考が苦手です。

「○○が伝えたいからその前に■■を書いておこう。」という作業が恐ろしいほど苦手です。2つ3つくらいならいいけれど、5個を超えるともうだめです。構成できない。

とりあえず書きたいことを箇条書きで羅列して、2000字くらい書ききってから並べ直す。その後で、つながりがおかしいところに加筆する。こういう作業をしていると、そりゃあまぁチグハグにもなります。あぁ、これがわたしの文章が散らかる原因なのだな。

 苦しくても、章立てを頑張るとやっぱり書きやすい。ということに気が付きました。筆がすすむことが圧倒的に多いのです。

これはもう、トレーニングしていくしかありません……筋トレや。

<リリースしたあとの修正が少なくなってきた>
前述した章立てによって、多少改善されてきました。書きたいものを書きたいだけ書いて、繋いでから帳尻を合わせて…としていると、1日どころか3日、4日と寝かせても修正したい部分ばかりだったのですが、「根拠のある構成」を決めると多少ましになることがわかりました(できるようになったとは言えませんが…)。

<他の人が書いた文章に触れたい意欲が高まっている> 
自分の表現の範囲でかいていると、特に変化もなく書き続けられないからでしょうか。圧倒的にたくさん文章を読むようになりました。
そうすると、好きなことばや、好きな表現、好きな語感が少しずつ増えてきました。こんなふうに心の中を書き記せたらいいなと思う方の文章ばかり読んでいるので、純粋に、その時間がとても幸せです。

今のところ1週間周期で新しい方を発見して、読み込んで、またその方とつながりのある方の文章を発見して…と繰り返しています。続けていきたい。


◎Problem 問題 うまくいかなかったこと

<書けるスイッチがどうにも入らないときもある>
<構成がヘタ> 

詳細は書くまでもないので省きます。

◎TRY 次にやってみたいこと、Pに対する解決策

<書けるスイッチ>
書けないモードを早めに脱出する方法を見つけたいです。

解決策その1は、書けるスイッチを押すためのルーティーンを決めること。
まず毎日PCを開く。最初にポイ活サイトを開いて毎日クリックを網羅する。その後noteを開いて、好きな記事を3つ読んで、好きなことばのテンポを掴んで、自分が書くモードに移行する。

…ぱっと思い付きで書いたけど、よさそう。やってみようと思います。笑 

解決策その2はもっと書きたいことばをストックすること。
自分の中に持っているテーマが少ないことが原因である気もしますが、日々、もっとストックできることばがあるはず。今後自分の中のことばが増えれば、だんだん書きやすくなるかもしれないと希望を持ちつつ、意識してことばを集めていきたいと思います。
 

<構成>
自分で納得する、書きやすい型をいくつか持てるといいなぁと思っています。あと、まとまらないならせめて全文書き出すのではなく、項目出しして要素を整理し、つなげてから書く。じゃないと頑張って生み出した文章まるまるカットする未来が待っているのよ、自分。

 

◎Action Tryを具体的なTodoに落とし込む

書けるスイッチと、構成は、並行して取り組めそうなのでどちらも採用します。

ただ、いまのペースだと2日に1記事の投稿は、難しそう。きちんと構成を作ってから書く、という順番にこだわりたいので、ものすごく大きいですが、1週間に最低1記事に変更しようと思います。

仕事との兼ね合いもある(明日から本業が始まる)ので、いまは質の向上と継続を目指してやっていきたいと思います。

もちろん書けたら書く。がんばれたら、がんばります。笑


◎余談

すごく好きでも、どうにもこうにも書けなかったテーマもありました。
「カフェ」、「コーヒー類(ドリンク)」、「丁寧な暮らし」等々…。

なぜ書けないのか考えてみましたが、それもまた、まとまりませんでした。言葉にしづらい、でもなんとなく好き。解像度が低いからかもしれません。スタバ(スターバックスコーヒー)なんて、お金がなかった学生の頃でも月1回(多いときには週2回)は通っていたのに、なにが好きなのか、なぜ好きなのか、書き出せないことが悔しかったです…。

 

◎余談2

 Radiotalkという音声配信アプリで、ライターの佐藤友美さんの配信を聞いています。その中で話されていた「思考は言葉を超えない」というフレーズに、ドドドドキ!としました。自分が使う言葉の範囲内でしか、人はものごとを感じることができない、というお話でした。

確かに!!

最近はそれを「自分が“感じたい”ことや“持ちたい感情”に近いところで、語彙や表現を広げていけば、自分にとって心地よい世界を常に感じられるようになるのでは?」と、ポジティブ解釈を発動して生きています。

え、これいい考え方じゃない?

これを考えているときに出会った素晴らしい文章があるので、それも記録しておきます。古賀史健さんのnoteで書かれた文章です。(※古賀さんは、紙の本が売れないこの21世紀に、285万部を売り上げた「嫌われる勇気」の著者です。)

誰かを責めたてることば、人の失敗をあざ笑うことば、足を引っぱるためのことば、いわゆるところの罵詈雑言。冷笑、失笑、揶揄の苦笑。これらのことばはおもしろいくらいに多種多様であり、スリリングであり、ゆえに痛快であり、刃物のように機能する。

他方、「いいこと」や「あかるいこと」、そして「前向きなこと」は、なかなか語彙に乏しい。「きょう、こんないいことがあった。うれしかった」を表現することばを人は、おそらく数パターンしか持っておらず、ゆえにどれも月並みで退屈な響きをもってしまう。

ゲスいことばのフィールドで、縦横無尽に膨大なことばを操ったつもりになったところで、ことばの達人であるかのように振る舞ったところで、そこで育つ根っこはほとんどないんですよ。それよりも、「いいこと」や「あかるいこと」、「たのしいこと」や「前向きなこと」、そんなもともとの語彙に乏しいフィールドで、その対象や心情をどう言語化するかにじたばたしているほうが、ぜったいに育つ根っこは太いんです。


やっぱり、わたしの仮説はあっている気がする!笑

あかるいことば、ワクワクすることばの表現、人をまえにすすめることばの種類を、たくさん持てるようになりたいなぁと、思っています。


わたしを考える #6.5 中間振り返り
記録時間:1時間30分
文字数:3400字

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