時間があるので妄想

語学学習での大きな楽しみの1つが旅行。

知らない土地の知らない人と会話が出来ることはかなり楽しいし嬉しいしエキサイティングだ。

英語は使う人が多いので便利だけど、他の言語をやっているとその、通じる喜びがまた格別だったりする。随分前の旅行のことでも未だに何気ない会話とその雰囲気をふと思い出したり、あのちょっと会話した人は元気だろうかと思ったりする。

ビフォーコロナには今年は中国とスペイン、ジョージア、タイ行きを予定していたのだけど、諦めモード。ジョージアはまだ行ったことがなくて随分前から行きたいと思っていて楽しみにしていただけに残念。スペインでは自転車の旅を予定していた。


残念だが今は気持ちを切り替えて家の中の時間を楽しんでいる。じっくり時間があるのは人生でめったにない機会だから、こんな時こそ時間のかかることを。

料理、掃除、勉強、妄想だ。


手間のかかる料理をし、普段しないところを丁寧に掃除し、興味の赴くまま本を読み、時間を気にせず妄想にふける。

自粛生活も慣れればちょっとしたゲームのようで楽しい。どれだけ人と接触せずに済むか、出歩かずに済むか。スーパーはどれだけ早く出て来れるか、どれだけお客さんの少ないスーパーに行けるか。海外の動画やニュースを見て、この国でロックダウンされたらどうやりくりして生きていくか、みたいな妄想も楽しい。


次に旅行に行けるのはいつになるだろう。

コロナが落ち着くか薬やワクチンが出来たらだろうか。まずは国内から解禁になりそうだから久しぶりに国内旅行に出かけるのもいい。白川郷や指宿が頭に浮かぶ。そうして海外に行けるようになったらまずは中国の四川省と貴州へ行きたい。ついでに武漢にも行ってみたい。

言葉ができると言うことは実際に人と話して情報や感情を共有できるということだ。世界中の人がコロナで大変な経験をしている。直接感想や経験を聞けるのは語学ができてこそ。語学学習の醍醐味、と言って良いと思う。それで世界のいろんな人達と、あの時は大変だったねと労い合えるかもしれない。

そんな妄想をしているとあっと言う間に時間が過ぎている。

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