多聴-歌

学生の頃、特に高校生の時の勉強はどうしてあんなにつまらなかったんだろう。勉強は嫌いな方ではないけれど、あのつまらなさは強烈だった。それはやりたくないのにやらないといけない、とか、楽しくないのにやらないといけないからだったんだろう。今でも雑用一個が面倒でつまらなくてやりたくないのに、高校時代はずーっとその状況が続いていたんだから嫌になったって仕方ない。

何日か前に多聴について書いたのだけど今日は、多聴が歌でも良いか、ということについて。

結論から書くと、私は歌でもいいと思う。外国人の日本語学習者もアニメから入る人や歌から入る人がいるし、何からだって学ぶことはできるはず。それに前は書かなかったけど、私も歌はよく聞く。

ただ、注意しておいた方がいいこともあると思う。

歌は基本的に口語が多いしフォーマルな言葉遣いじゃないことや、中国語に限って言えば四声が無視されるので歌詞をみてちゃんと発音確認をしたほうがいいことなどは気を付けておきたい。

でも歌には他のものにはない良さもあるんだよね。歌詞が韻を踏んで美しかったり、単語を覚えやすかったり、流行りの歌を聴いているとその話題でその国の人と盛り上がれたり。何より楽しいし。


くどいけど、漫画で日本語を覚えた人が初対面の人に「オマエ」とか言っちゃうみたいなことがありうると気を付けた上で、歌もいいなあと思って聴いています。

英語の歌は昔から聞いていたし、中国語習い始めに聞いた青藏高原とか懐かしいし、インドネシアのtulusとか歌詞が深い。どんな方法も楽しんで勉強できるなら使わない手はないと思います。

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