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文法書を買いなおしたよ

今月からフランス語の会話レッスンを始めたことはこちらに書いた。

”Broken English”という言葉があるように、会話というものは必ずしも文法に忠実とは言えない。それは日本語も同じで、「私 買った 本」と”てにをは”を省いても通じるし、飲食店で「私 コーヒー」と言えばちゃんとコーヒーがでてくる。

もちろんBroken Frenchだってあるはずで、ケーキを指さしてs'il vous plaîtと言えば、店員は「何個欲しいのかわからないけれどとりあえずケーキが欲しいと言ってる」くらいはわかるはずだ。
たとえば Je aller gare. (私 行く 駅)と言ったら通じるだろうか。駅に行きたいのか、駅に行くことを習慣にしているのか、いくつかの質問をすれば言いたいことがわかるかもしれない。
それをきちんと Je veux aller à la gare. (私は駅に行きたいです)と一発で言いたいよね、というのが私がレッスンを受ける理由である。

それには文法の知識とそれを使う練習が必要なのだが、文法知識がまだ定着していないなというのを4回のレッスンを通じて実感した。
私は入門~初級程度の文法書を2~3度通読しており、スペイン語の知識も活かせるので、4ヵ月の独学にしてはデキは悪くないなとは思っているが、やはり口が覚えるまで繰り返さないと目標にはなかなか達しないなと思った。

そして先日、文法書を改めて購入した。
これまで使っていた文法書は電子書籍で、置く場所に困らない点やPCでもスマホでも読める点が気に入っており、更に会話例や音声などもついていて入門者にはなかなか良い本だと思うが、難点はブックマークができないことと、書き込みができないことであった。章ごとにジャンプする機能もないので、知りたい項目を目次で調べ、ジャンプ機能を使うというのもひと手間だった。
やはり紙の本で上級レベルになっても使える文法書があった方が良いかなと思っていたところ、ふらっと入った書店でなんとなくピンとくる1冊を見つけ購入したのだ。

『フランス語文法総まとめ』東郷雄二、白水社

実際に使ってみると、入門者用に比べるとある程度知識があった方が理解できるなと思う部分が多々ある。もし最初にこちらを手に取っていたら、間違いなく挫折する。
しかし、細かく丁寧に書かれてあり且つ軽くコンパクトにまとまっていてとても使い勝手が良い。
こちらの本は通読するというより、辞書的に必要なところを引いて読むという方が良いかもしれない。

この本と併用できる問題集も出ているので、そちらも購入した。

さて、今週も頑張りますか。

にしても、

私 コーヒー
僕 ラーメン

不思議な日本語だ…

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