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『茅ヶ岳甲州2022』『グレイス ロゼ2022』発売

ゆっくりと寒さが押し寄せ、寒波と山風に凍てつく日もありましたが、ブドウ畑にもようやく春の訪れを感じる季節となりました。

春は、昨年収穫・醸造し、蔵内で熟成を経た、2022年産の白ワイン「甲州」の瓶詰めの季節でもあります。
ブドウ畑では新しい生命が生まれ、またボトルに詰められたワインも世の中にお目見えする、私たちワイナリー一家にとってはじまりのときとも言えます。


お待たせいたしました!
完売しておりました『茅ヶ岳甲州』『グレイスロゼ』の新ヴィンテージが発売となりました。

『茅ヶ岳甲州2022』


『グレイスロゼ 2022』


【2022年ヴィンテージ】
3月~5月は適雨・適照と好天候に恵まれ、例年よりも芽吹きは早く、順調に生育を開始しました。
その後、空梅雨、少雨で経過して果粒肥大はゆっくりと進んだものの、病害、生理障害は少なく、早い梅雨明けで7月下旬にヴェレゾンを迎えた畑もありました。
夏季の集中雨はあったものの、夏場は少雨で経過し、日中高温で夜温が低い昼夜の寒暖差から、平年より果実の糖度上昇の伸びが良く、健全に生育していきました。

例年よりも早い8 月中旬、勝沼町菱山地区のスパークリングワイン用シャルドネの収穫を皮切りに醸造期は始まりました。
9月上中旬に台風の襲来はあったものの、被害は無く例年並みの天候と生育状況で推移しました。
夏までの天候から、過去に類を見ない早さでブドウは熟していくのかと思われたものの、終わってみれば、北杜市明野町の最後の収穫は11月二週目。
最長の醸造期となった2022ヴィンテージ。
収穫期まで、細やかな手入れを行い、最良の状態で収穫を迎える事ができました。


◆「marie claire digital」の9回目の記事が公開となりました◆
栽培醸造家の目線から、ワインとライフスタイルについてのコラムを綴っています。
靴を脱ぎ、自然と一体。インド洋に浮かぶ島、モルディヴのワインリゾートを訪ねました。



◆日本経済新聞SPIRE◆
日本経済新聞のwebメディアにてご紹介いただきました。
テーマは名料亭の季節のお料理と甲州のマリアージュ。


◆3月、4月の休業日のお知らせ◆
3月19日(日)、3月21日(祝)、3月26日(日)
4月2日(日)、4月9日(日)、4月16日(日)、4月23日(日)
*4月30日(日)は営業いたします。

清掃や換気を行いますため、試飲のラストオーダーは閉店15分前とさせていただいております。
営業時間のご案内
9:00~12:00 13:00~16:00

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